読書会での本の読み方について色々思いました。基本的なことがまったく解ってない人がいます。読み方については、河東泰之(かわひがしやすゆき)先生の「セミナーの準備のしかたについて」で、ほぼ尽きるのですが、これでは長い(!!!)ので、思いつくまま、少し書いておきます。
著者は自らが書いた本を読んで理解してほしい、と思って書いています。解らないように、は書きません。真心でもって誠心誠意書いているはずです。ただ著者も人間ですのでくせもあれば好みもあります。
さて、以下に注意して読んでください。
つまったら心が折れそうになると思います。そういうときは友達を作ると良いと思います。色々議論しあうと苦しいことも乗り越えられるでしょうし、長続きするかもしれませんし、「わからない」も共有できたら先生に質問もしやすいとおもいます。
読めたと思ったら、チェックポイント!!
どうかがんばってください。
著者は自らが書いた本を読んで理解してほしい、と思って書いています。解らないように、は書きません。真心でもって誠心誠意書いているはずです。ただ著者も人間ですのでくせもあれば好みもあります。
さて、以下に注意して読んでください。
- とりあえず一度読んでみること。
- 読み終わったら本と目を閉じて、何がかいてあったか思い出してみましょう。思い出せない? 理解できてないと思います。
- はじめに、とか、イントロダクションを熟読すること。1章、2章を真剣に読むこと。逆にここが読めたら本の内容が解るようになります。
- 逆に3,4章などでついてゆけなくなったら、無理をせず、はじめにとか、1,2章に戻ってみましょう。謙虚に!
- 「ここ知ってる」で読み飛ばさないこと。重要なことが、さらりと書いてあることがあります。著者がとばしていいと言わない限り、指示にしたがいましょう。謙虚に!
- いつでも書いてあることを、適度に疑いましょう。それって本当なの? なぜ本当なの? まちがってない? 迷うときは99%くらいあなたが間違ってます。
- 「明かに」「簡単に示せる」と書いてあるところは、なぜ明らかか、簡単に示せるのか。示してみよう。示せないならあなたにとっては「明らか」ではないし、「簡単」ではない。「明かに」読者の前提となっているので、これを疎かにすると、先にはすすめなくなります。
- なんとなくわかった、はまったく解ってない。謙虚に!!
- なぜその式がそこにあるか、著者はなぜその式をおいたか。必然性があります。なぜかわかりますか?
- 定理-証明は本を閉じて、定理を書き出してみる。覚えてないなら覚えてみる。定理をいじくってみてどうして、何の記述が必要なのか、必要で無いのか考えてみる。なぜその仮定が必要なの? なくなったらどうなる? 違う仮定にしたらどうなる?
- 時々論理のギャップがありますが、それは本を読む際に必要なギャップです。ご愛嬌。
つまったら心が折れそうになると思います。そういうときは友達を作ると良いと思います。色々議論しあうと苦しいことも乗り越えられるでしょうし、長続きするかもしれませんし、「わからない」も共有できたら先生に質問もしやすいとおもいます。
読めたと思ったら、チェックポイント!!
- 本を閉じて、本の内容を思い出して見ましょう。できないなら理解してません。もう一度読んでみましょう。
- 本の内容を、自分の言葉で語れますか。語れないなら理解してません。読み直しましょう
- 建設的に批判してみましょう。ここ間違いじゃない? ここもう少し簡単な言い方がある。ここもう少しわかりやすくできる...などなど。
どうかがんばってください。
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