なごらいの活動レポート

なごや外来種を考える会
・・・略して「なごらい」です。
http://nagorai.org/

「なごらい研修会」

2014-10-27 | 日記
‘14年10月18日13:30~16:00

外来生物の特別展をやっている「神奈川県立生命の星・地球博物館」まで有志4人で日帰り研修会に行ってきました。箱根の近くなので名古屋から朝8時に出発しても片道4時間かかり、着くのはお昼です。入館前に芦ノ湖のドライブインでランチ休憩。ここではブラックバス丼が食べられるかもしれないというので期待しましたが、もう販売していませんでした。店主いわく「特定外来生物法ができてから、特定外来種のブラックバスは食材として生きたまま売買できなくなったから」とのこと。琵琶湖ではバスバーガーを販売しているのだからやり方次第だと思うのですが…残念でした。ワカサギとニジマスの丼もおいしかったですけどね。


博物館に入館しますと中は意外と大きいです。まず外来種特別展を観ましたが、多種多様な外来種の「実物」が剥製やホルマリン漬けになって展示してあるのが良かったです。それぞれの大きさや質感がわかります。ソウシチョウなどもまじかで見ると思ったよりも一回り大きいのですね。
常設展も非常に大きくて、地球の誕生から様々な生物の出現を紹介しているのでじっくり見たら何日もかかりそうですね。愛知県にも生物博物館が欲しいですね。


13時半から講演会「外来生物対策の現場から」を聴講してきました。1人目は高田昌彦氏の琵琶湖のブラックバス駆除の話。人口産卵床は琵琶湖では湖面から水中に吊っていることや、電気ショッカーボートビデオを見てその威力を見られたのが良かったです。2人目は西原昇吾氏の水辺の外来種の話。美しい池にアメリカザリガニが侵入すると、水草は消え水は泥水に変質する実例が印象的でした。3人目は田口勇輝氏のオオサンショウウオの交雑の話。中国のオオサンショウウオを食材として大量移入していたんですね~…知りませんでした。


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