‘16年1月11日10:00~12:00
一年前に明徳公園でトウネズミモチの「新・塩盛り法」駆除実験の作業を行いましたが(前ページ参照)、今日はその検証を行いました。
「新・塩盛り法」を簡単におさらいすると、樹木を切り倒し切り株に塩を盛るにあたって…
①切り株の樹皮近く師管あたりにドリルで小穴を空けてから食塩を盛る。
②アンプル容器を使って切り株に食塩水を垂らし込む、念入りな実験体も試行してみる。
③塩の流出を防ぐため防水シートを2重にカバーする。
…こんな感じでしたが、実験結果はどうか。結論から言うと、かなり成功です。実験データ表を見てください。
実験体10本中6本の株は「新・塩盛り法」で枯死させられました。
トウネズミモチは耐潮性が高いそうですが、それでも「新・塩盛り法」は効果があったようです。
ただしアンプルから食塩水が滴り落ちなかった実験体で切り株の背が高いものは、根元まで枯らせず根元から蘖(ひこばえ)再生していました。アンプルの穴を塞がぬようにドリル穴を2段にすれば解決できそうです。また切り株の高さが20㎝もない方が枯らしやすいようです。できるだけ短めに切り倒しましょう。
また実験時に根元の枝を切った後、切りっぱなしで塩処理を怠っていたために再生枝を伸ばしていた実験体が3体ありました。しかし細い枝の切り口にも塩処理する方法を、今回試行しました。ガムテープを筒状に巻いて塩を詰めるのです。吸収させやすいため塩アンプルの食塩水を少し注入すればさらに高い浸透効果を期待できるでしょう。
しばらく置いて、枝が再生していないか確認に来ましょう。
そしてトウネズミモチの様に耐潮性が強い樹木を塩盛り法で枯死させるには、塩を多めに盛るべきだと実感しました。
それらの点の改善が確認できれば、「新・塩盛り法」は、誰でも安価に簡単に環境負荷もなく、外来樹木の駆除ができる画期的な方法になるでしょう。
実験はまだ続けるので、ご期待ください。
一年前に明徳公園でトウネズミモチの「新・塩盛り法」駆除実験の作業を行いましたが(前ページ参照)、今日はその検証を行いました。
「新・塩盛り法」を簡単におさらいすると、樹木を切り倒し切り株に塩を盛るにあたって…
①切り株の樹皮近く師管あたりにドリルで小穴を空けてから食塩を盛る。
②アンプル容器を使って切り株に食塩水を垂らし込む、念入りな実験体も試行してみる。
③塩の流出を防ぐため防水シートを2重にカバーする。
…こんな感じでしたが、実験結果はどうか。結論から言うと、かなり成功です。実験データ表を見てください。
実験体10本中6本の株は「新・塩盛り法」で枯死させられました。
トウネズミモチは耐潮性が高いそうですが、それでも「新・塩盛り法」は効果があったようです。
ただしアンプルから食塩水が滴り落ちなかった実験体で切り株の背が高いものは、根元まで枯らせず根元から蘖(ひこばえ)再生していました。アンプルの穴を塞がぬようにドリル穴を2段にすれば解決できそうです。また切り株の高さが20㎝もない方が枯らしやすいようです。できるだけ短めに切り倒しましょう。
また実験時に根元の枝を切った後、切りっぱなしで塩処理を怠っていたために再生枝を伸ばしていた実験体が3体ありました。しかし細い枝の切り口にも塩処理する方法を、今回試行しました。ガムテープを筒状に巻いて塩を詰めるのです。吸収させやすいため塩アンプルの食塩水を少し注入すればさらに高い浸透効果を期待できるでしょう。
しばらく置いて、枝が再生していないか確認に来ましょう。
そしてトウネズミモチの様に耐潮性が強い樹木を塩盛り法で枯死させるには、塩を多めに盛るべきだと実感しました。
それらの点の改善が確認できれば、「新・塩盛り法」は、誰でも安価に簡単に環境負荷もなく、外来樹木の駆除ができる画期的な方法になるでしょう。
実験はまだ続けるので、ご期待ください。
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