goo blog サービス終了のお知らせ 

やみくも着物ライフ

突然着物に目覚めてしまったわたし。細かいことはいいの、とにかく着物が着たい!そんな乙女心を綴ったペイジ・・・

星組公演

2007年11月27日 | 映画とか舞台とか
先週のNHK「趣味の園芸」は兵庫県の住宅展示場からでした。
兵庫県の住宅展示場数かずあれど、これはきっとあそこに違いないと
ピンときちゃったんですよ~


ほらね!
ちょっとレイアウトが変わってるけど、同じ寄せ植えがありましたよ。



ここは、兵庫県宝塚市のグリーンフィールズでございま~す。



前回ここへ来たのは約半年前
宝塚ファミリーランド跡に出来たこのガーデンの隣に住宅展示場があって
グリーンの使い方が参考になるから、じっくり見て回ったの。
趣味の園芸に登場するならここしかないでしょう



ところで・・
わたしはここにロケ地めぐりに来たのではありませんよ


今日は星組さん観にきました~


「エル・アルコン~鷹」の大きなポスターをバックに記念撮影。
安蘭けいさんも等身大です。

安蘭(あらん)けいさん歌うまいの
お芝居もうまいの
とても安心して観ていられました。

七つの海~って歌う主題歌がすごく壮大な曲で
終わってからも頭の中をグルグルグルグル~
このエル・アルコンって、歌唱力抜群の安蘭さんあってこその作品だと思いますわ。


レビューもよかったですよ。
ヨーロッパの匂いのする振り付けだな~と思ったら
世界的に有名な振付家が指導したんだそうです。
でも、アルゼンチン人。
(どこがヨーロッパの匂いやねん


今日は着物友といっしょでした。
着付け教室で知り合った友達が思いがけず宝塚ファンと分かって
こんなうれしい偶然で今日「着物de宝塚」が実現したのです。
また第2回3回と続けていきたいわ。とっても楽しみ~









コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出て来い「将軍」

2007年01月16日 | 映画とか舞台とか
手を叩くと、池が波立ち体長1mの金色の鯉がぁ・・・・

鳴り物入りで始まった「華麗なる一族」
ラストシーンは「え、怪獣もの?」って感じでしたわ
自分の息子が父親の子だったとこに気がつく衝撃のシーン
源氏物語の冒頭を思わせる展開でございますわね。

豪華なキャストに豪華なセットでストーリーもすごそうです。
原作読んでないけど、これからがとても楽しみです。

うちの父も鯉が好きです。
抱っこもできないし、冷たいし、わたしには可愛さが分からないわ
でも、一昨年父が倒れてしばらく入院したのですが、
家に帰ったときそれまで大きくしていた鯉を手放しました。

その心境にすごく心配したんですが、思い過ごしだったようで、
すぐに元気になり父はまた鯉を買い求めました。
夏に金魚みたいに小さかったのに、半年でずいぶん大きくなりました。

よかったです。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜のピクニック

2006年10月01日 | 映画とか舞台とか
昨日とは一転、雨の一日でしたね~
こんな日のお出かけはやはりインドア、
新作が公開されてラインナップが一新したので映画を観にいきました。

「夜のピクニック」
茨城のとある高校には「歩行祭」という、
全校生徒が24時間かけて80kmを歩行するイベントがあるそうです。

この映画は、高校最後の歩行祭で、今まで一言も話をしたことない
クラスメートの男の子に今年こそ話をしようと賭けをする女の子と
二人を取り巻く仲間たちのお話です。

まさに青春グラフィティ・・


高校生の頃って、何だかとても楽しかったですよね。
友達の結びつきも人生で一番濃厚だったと思います。
特に、文化祭準備とか修学旅行とかで
夜遅くまでいっしょにいた友達って特別でした。


歩行祭・・そんな行事があるんですね。
北のほうではポピュラーなんでしょうか?
前に仙台育英だったか・・夜の遠足で高校生が交通事故にあったという
ニュースがあった気がします。(定かではないですが・・)
なんで夜歩くのか不思議に思いましたが、こんな修練の行事だったのですね。

映画が終わって、前を歩いてた若い女の子ふたり連れが
「うちらんとこ、こんな行事なかったなぁ」
「うん、あったらよかったのに・・」と頷きあってました。

(-.-")凸" チッチッチ
80km歩行って、それは死の彷徨とも呼んでいいような苦行ですよ。
まず20kmでマメができ、30kmで膝の曲げ伸ばしが自由にできなくなります。
座ったら立つことができず、立ったら座ることができず・・
40kmでたぶん思考が停止するでしょう。
それを昼夜80km・・・

うちは、なくてよかったです







コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンカチ必携「フラガール」

2006年09月25日 | 映画とか舞台とか
子供の頃、外人と言えばアメリカ人だと思ってた。
そして、憧れの海外といえば“夢の島ハワイ”
当時放送されていたアップダウンクイズの決め台詞だったので
日本人はハワイというときに、頭に“夢の島”というのが当たり前だった。

この映画の舞台は、そのころの福島県いわき市。
ここは炭鉱の町で、町中の人全部がなんらかの炭鉱の仕事に従事していた。
しかし、石炭が石油にとってかわられ、炭鉱業界はすでに傾いていたのだ。

会社は生き残りのため、豊富な温泉を利用したハワイアンセンターの建設を計画する。
深い穴の中で真っ黒になって働くことが当たり前だと思っている炭鉱の人たち、
かたやハワイアンセンターは人前で裸に近い格好でちゃらちゃら踊って媚を売る、
そんな大ギャップに嫌悪感を隠せない人が大半だった。

そんな中、高校生の女の子がダンサー募集のポスターを見て決心する。
「爪の中、真っ黒にしてる18歳から脱出できるかもしれない・・・」
親友を誘い応募してみると、そこにはあと二人ちょっと見栄えのしないダンサー志望者がいた。

彼女たちの指導は東京から呼び寄せられたワケありな元SKDのダンサー。
教えるほうと教えられるほう、それぞれに重い現実を背負いながら、
物語は終始暗い雰囲気をひきづって展開します。

東北弁の女の子たちが、ダンサーに成長してく映画・・
ジャズするべえの「スゥイングガールズ」を想像して軽い気持ちで見に行きました。
・・・・結果、不意打ちくらって、いつも以上に泣きました。
中盤からはハンカチ必携です。

主演の蒼井優ちゃん、方言で話す素朴な役がうまいですね。
南海キャンディーズのしずちゃん、岸辺一徳、豊川悦司・・関西人なのに東北弁うまいです。
違和感なくストーリーに没頭できました。もちろん演技もすばらしかったです。

フラの先生は松雪泰子さん。
この人ちょっとコミカルで高ビーな役「きらきらひかる」なんか大好きでした。
今回も高ビーですよ。しかも、ファッションがすっごくお洒落!
ど田舎の真っ黒い炭鉱の町に都会の旋風を巻き起こし、大嵐になってました(笑)

理不尽な相手にびくともせず立ち向かっていく姿は相変わらずカッコいい
男湯で大乱闘のシーンでは、豊川悦司さんもオールヌードで大奮闘。
爆笑してやがて号泣するシーンに繋がります。

最後はお約束のタヒチアンダンスショーで盛大に盛り上がります。
すごいな~、女優陣ほんとに踊ってるの?
激しい腰の動きのところは吹き替えなんでしょうか?
とにかく、プロのダンスでした。感動しました。


帰って、常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)のHP見て行く気満々になってます。
フラの講習受けたい!
いや、それよりハワイに短期留学か?
(じつにに影響されやすい性格のようです)



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かもめ食堂

2006年07月20日 | 映画とか舞台とか
フィンランドはヘルシンキの港町に「かもめ食堂」ってお店があります。
30代の独身日本人女性サチエさんがひとりでやってます。

ずいぶん前に「海の向こうで暮らしてみれば」というテレビ番組があったのを
覚えてらっしゃるでしょうか?
わたしは、ひたすら海外に憧れる少女()だったので、
毎週チェックしては、「勉強しないとなぁ・・・」とため息ついたものです。

サチエさんが何でフィンランドを選んで、そこで食堂を出そうと思ったのかは説明されてません。
外国で居住権を持つことや、まして出店するのはきっと手続きがややこしいんだろな~

それに、けっこう資金がかかりそう・・・きっとお金持ちのお嬢さんなのね。
とまあ、そんな映画とは関係ない自分の羨望ややっかみが交錯する中ストーリーはゆっくり展開します。


かもめ食堂は開店したものの、一ヶ月たっても客らしい客はやってきません。
それでも毎日、市場で食材を買い食器を磨いてお客さんを待っています。

ある日、とうとう最初のお客さんがやってきました。
日本にかぶれているフィンランド人の青年で、
やおら「ガッチャマン」の歌詞を教えてくれといいました。

でも、誰だ誰だ誰だ~・・・・・・・・・
これ以上思い出せないサチエさんでした。

その日、帰りに立ち寄った本屋で一人旅の日本人女性みどりさんを見かけます。
ムーミンの絵本を食い入るように読んでる彼女に、サチエさんは思い切って声をかけます。
「ガッチャマンの歌詞、ご存知ですか?」

本屋の一角のカフェで、日本人女性が声を揃えてガッチャマンを歌っているので、
まわりの人たちは、何事ぞ?と見ています。
あははは・・・こういう光景ってけっこうあるしその気持ちよく分かります。
同国人が異国で、自国の歌を歌う。

みどりさんは「指差したんですよね」とポツンとつぶやきます。
世界地図を指差したらフィンランドだった。だから来たと。

「もう行くしかなかった」というみどりさんに、
「行かなきゃいけないときは、行かなきゃいけないんです!」
とキッパリ返事します。

どうよこれ?
この事情・心情・・・たぶん小娘には分からないでしょうね~
大人にはいろいろあるのよ。
みどりさんは何らかの試練を経験し、サチエさんはすでに超越してる。
そんな両者の立ち位置を感じる短い会話でした。

みどりさんはサチエさんのお店を手伝うことになり、家に住まわせてもらうとこになりました。
すごくお洒落~な北欧の住宅北欧って家具や食器のデザインがステキなんですよね~
いいな~いいな~、家賃いくらだろ?などとまたまた現実的なことを考える。

あいかわらずお客が来ない日々・・・
みどりさんは、日本人用のガイドブックに掲載したらどうかとかいろいろ提案してみますが、
サチエさんはあくまでマイペースに近所の人が立ち寄るお店にしたいと考えていました。

かもめ食堂のメニューはすべて日本の家庭料理。あとは美味しいコーヒーだけ。
そして、ある晩「シナモンロール焼こう!」と思いついて翌日ふたりで焼きます。
すごくいい匂いがただよって、今まで覗いてるだけの人たちが誘われて入ってきます。

しだいにお客さんが増えてきたころ、またひとり日本人女性がフラリと現れます。
空港でロストバゲッジにあい、足止めされた不思議な雰囲気のまさこさん。
彼女のわずかな言葉から想像するに、病気の両親の世話を長年してきて結婚もせず
両親も亡くなり孤独と自由を手に入れ、特に理由もなくここへやって来たらしい。

彼女もまた、かもめ食堂を手伝うことになります。
日本の歯車からそれて、北欧ののんびりした街に集まった3人。
特にどうってことない日常が淡々と流れていって、
肩の力が抜けるようなゆったりとした心地になります。

サチエには小林聡美、みどりは片桐はいり、まさこにはもたいまさこ。
この顔合わせだけでもうワクワク期待いっぱいでしょ

原作は群ようこ。
昔、彼女が海外旅行記を書いてた時期にいくつか読みました。
海外嗜好とそのお笑いセンスでリンクしていたのですが、わたしが活字離れしている間に、
彼女何を思ったか気がつくと着物にはハマりこんでたんですね
着物の本を探しに行った本屋で群ようこを見つけてびっくりしたものです。

しかしながら、彼女の着物道は正真正銘のホンモノ嗜好の豪華絢爛。
同じ着物ライフながら、まったく正反対のビンボー着物ライフのわたしにはピンをくるものもなく読んでいません。

でも「かもめ食堂」の原作は読んでみたいなぁ・・・



「地球最後の日は何したいと思う?
わたしは美味しいもの食べたいと思ったの」
だからサチエさんは食堂を開き、地球最後の日は好きな人たちとパーティをする。

「そのとき私も呼んでくださいね」
一緒に暮らしてお店も手伝ってすごく親密になった今も、みどりさんは不安そうに聞きます。
サチエさんはサチエさんで、将来までみどりさんを束縛するつもりはないし、みどりさんはそれがちょっと淋しい。

「毎日まじめにやっていれば、そのうちいいことがあるわよ」
言葉のとおり、サチエさんは誠実に毎日を過ごします。
市場に行き食器を磨き、閉店後はプールで泳ぎ寝る前は太極拳をする・・

彼女は子供みたいな幼い容貌で、母親のようにやさしくしっかりとまわりの人を包み込む。
生き方に躓いてしまった人たちは、かもめ食堂に来て癒されていくのです。

そして、かもめ食堂はいつか満席に・・
鮭の網焼きや豚のしょうが焼き、メインメニューのおにぎりをほおばる人たち。

いちおうのクライマックスを迎えてひとまず映画は終わりますが、
すごく緩やかなリラックスした気持ちはそのまま映画館の外へ・・・
そして、おばちゃんがやってる昔ながらの食堂へ行きたくなるのです。










































コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デスノート前編

2006年06月25日 | 映画とか舞台とか
上映1週目にしてランキング1位に躍り出た「デスノート」という映画、
わたしは聞いたこともなく夫から行こう!と誘われたとき、「絶対いや!ホラーなんか・・」と答えたわたし。

「ホラーじゃなくてサスペンスみたいよ。死神が落としたノートに名前書くと書かれた人が死ぬらしい」
「何それ?(ニタニタ)そのノートはKOKUYOか?」
「いや、ジャポニカ・・いやセカイチョーかな・・」

それくらい低い認識で昨日のレイトに行ってきました。
まわりの客全部20歳そこそこ・・(うわぁ大丈夫かな・・
原作は漫画(少年ジャンプ連載)ということだ。

主人公の夜神月(やがみらいと)を藤原達也が演じている。カッコいいね!
天才的な頭脳を持った司法系大学生という設定です。
(この辺がいかにも漫画くさいんですが・・)

で彼、字がヘタなのね
そこがいかにもIQ高そうな感じがしてリアリティがあるの。

死神はCGです。
CG相手でも自然な演技で、あり得ないストーリーにもぜんぜん違和感なくグイグイ引き込まれていきました。

FBIとか、全世界の警察を動かせる天才的探偵が日本のオタクとか!まさにマンガちっくなんですが、
話が面白すぎて、突っ込んでるヒマもなく夢中になりました。

このオタク、「男たちの大和」に出ていたということなんですが、どの子だろう?
海軍兵のイメージとあまりにかけ離れすぎた、猫背で目の下シャドウの気持ち悪い風貌でぜんぜん思い出せません。

で「男たちの大和」と言えば中村獅童。デスノートにも出てました!
気がつくかな?
「いま、会いにゆきます」の気の弱い役から「あらしの夜に」の人のいいオオカミ、大和の壮絶な演技・・
この人も幅広く活躍してますね。

「わ~たしの記憶が確かなら・・」のマント姿の記憶が焼きついてしまってる鹿賀丈史はすぐ慣れたからいいとして、
なぜかスーツにマフラーしてる津川雅彦・・やたらに仲がいい家族とか臭い演技のFBIとか、
おもわずありゃ~な場面も多いんですが、それ以上にストーリーが面白すぎました。

ちなみに、映画と原作はかなり話が違うようです。
映画が終わったあと「ぜんぜん違う・・・」という声があちこちから聞こえました。

この映画は後半に続きます。
11月に公開ということで楽しみです。
何かに応募するとデスノートがもらえるそうですよ



コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間宮兄弟

2006年06月13日 | 映画とか舞台とか
「仲善きことは美しき哉」
とにかく観ていてほほえましく、チャーミングな映画だった。

佐々木蔵之助とドランクドラゴンの塚地が兄弟という設定で、
しかも、男二人で同居しているのです。
ありえないでしょ?

彼らはいつも二人でつるんでいます。
商店街の中を、グリコジャンケンして「ち・よ・こ・れ・い・と」とか言いながら
大またで横切っていって(離れたらケイタイで)餃子を食べに行きます。

ベイスターズの帽子をかぶってテレビの野球中継を見て、
スコアをつけて試合後は分析します。
たいていの話し合いは、夜ふとんを並べて寝ながら「反省会」というかたちで
行われるのです。

彼らの趣味は、多岐に渡っていて部屋の中にはプラモとかフィギアとか・・
壁いっぱいの本箱には「温泉大全集」とかもあってあらゆる会話に対応できそうな感じ。

なんだか面白そうな二人です。
これで見た目が佐々木蔵之助なんだから、もてないはずは無い!
ところが、彼らは全くもてないのです。

ふたりの母親は静岡に住んでいて、彼らが揃って帰郷すると駅にロールスロイスで迎えにきました。
こんなぶっ飛び母さんを中島みゆきが演じています。
ぶっ飛びました

サイコーです。
わたしもこんな母親になりたいですきっともうすぐなれそう・・・

「仲善きことは美しき哉」
いろんな矛盾はあるんだけど、とにかく見ていて幸せな気持ちになるんです。
兄弟だからとかそういう理由じゃなく、彼らの資質がそうさせてるのね。

彼らはとにかくよく会話をする。
大恋愛の夫婦だって10年たてば話すこともなくなってるのに
このふたりはとにかくよく話し合うし、お互いを否定しない。

この映画は仲良しどおしで見に行くと、またまた仲良しになると思います。

「うちらも、ここまでじゃないけどこんな感じだよね~」
お互い心の中で思えたら幸せ













コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嫌われ松子の一生

2006年06月11日 | 映画とか舞台とか
今日本で嫌われ者といったらやっぱ村上氏なのでしょうか・・
ここにもいるんです「嫌われ松子」
何の予備知識も持たないまま、その題名に興味を持って映画観てきました。

玉砕・・・


始まってすぐは、何か面白そうだったんです。
冒頭、瑛太が柴咲こうに別れ話を切り出されてます。
え、こういう豪華なキャストなの?
片平なぎさがまんまサスペンスの女王役ででてきたり・・
ククッと笑えて何か期待できそう

だったのですが・・・

これ、ミュージカル仕立て?
気ぃ入れ始めたとたんに出てくるCGの数々と共に
ストーリーに集中できないっつーの。

ヨーロッパ映画的な映像とか、昭和中期の雰囲気とか
そういうアレンジはとても好きなんだけど統一感がありません。
何か詰め込み過ぎの感がします。

目を背けたくなるえぐいシーンもありました。
太宰に傾倒する作家クドカンが「生まれてきてすみません」
と言い残して自殺するシーン。もう目を覆いたくなるえぐさ。
松子が殴られるシーンも必要なんでしょうが、見てられないです。

ストーリーは、普通の家庭に生まれた優等生が教師になり
生徒の窃盗の後始末に失敗して、失職。
あとはどんどん転落していき最後に殺されるっていう悲惨なものです。

松子には、中谷美紀。捨て身の演技です。
どうしちゃったの~エルメスさんそんな顔して・・
これが彼女にとって飛躍の作品になること祈ります

他にも、いろんな分野の人が出てます。
ミュージシャンも多いです。
刑務所でAIが歌うシーンは「シカゴ」か「ダンサーインザダーク」のシーンのようで
ものすごくよかったです。

バックや前面にいろんな歌が流れてるんですが、
このサントラ版欲しくなるようなセレクションでしたよ。
邦画では珍しいです。

映画の最後、かなりウルウルします。
でも、一番かわいそうだったのは、こんな松子を持った家族だったのよね。
彼女はぜんぜん気がついてない、父の愛・妹の愛を。

わたし、やっぱり松子は嫌いです。
後味悪い映画でした。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダ・ヴィンチコード(下)

2006年05月23日 | 映画とか舞台とか
黒幕はね、リー・ティーヴィングです、英国貴族の称号を持つ聖杯研究家の・・
って、あはは・・思いっきりネタばらしちゃってますね。

アレ以来ずっと原作読んでましたよ、さっきやっと読み終えました。
いや、映画見てからのほうがってか、2度めのほうがずっと面白いです。

そして、犯人が誰だったか思い出しました。
原作読んで映画見てたのに、ずっと忘れてたの犯人誰だって・・
実はね、犯人なんてどうでもいいんですよ、このミステリーは。

それより、どんどん明らかになる大いなる謎のほうに目を奪われます。
一番びっくりするのは、めちゃめちゃ知ってるはずの「最後の晩餐」に隠された秘密。

え~~~~!そうなの?これはこの目で確かめなきゃ、ちょっとミラノ行ってくる・・
で、ふと見ると下巻の付録に「最後の晩餐」の絵がついてたので、ミラノには行かなくてすみましたけどね


話を映画に戻して・・
「百聞は一見にしかず」のとおり、自分の想像ではあやふやだったものが
一瞬で解明される点において、かなり評価します。

地面に青銅のメダルを埋めて表したローズラインとか、
秘密文書が保管された象牙細工のクリプテックスという入れ物とか・・
色素欠乏症の修道僧とその苦行、シリスという皮の帯。

自分が今までに見たことも聞いたこともないものを想像しなければいけないイライラは解消されました。

ただし、自分が想像できるもの、特に人物においては少なからずがっかりすることも多かったです。
まこれは、原作読んでから映画見ると少なからず感じることなんで仕方ないことですが。

主人公のラングドン教授・・トム・ハンクスじゃないのね、私の中では。
もうちょっと美形がよかったな~(ごめんね、トム・ハンクス)
でも、減量したのかとってもシャープな感じになってました。
もちろん、話題作の主役はれる俳優として安心感はあります。

今回のキャストは、国籍も原作に忠実に選んでます。
だから、フランス人もいっぱい。
日本人がよく知ってるジャンレノも重要な警部役で出演してます。

その風像は原作とはぜんぜん違いますが、やっぱ存在感あってこの人であるべきだと思いました。
しかし、彼は昨今親日家の気さくな人というイメージが強すぎて
レオンで衝撃的だったクールなイメージがなくなってるのが残念なんです、わたしとしては・・

後はあまり知らない人なので余計なイメージ無くて、すんなりストーリーに入り込めました。
色素欠乏症の修道僧・・・へ~こういう人なんだと納得、どうやって探したんでしょう。メイクなんですか?

ストーリーはとっても早い展開で、2時間半の長丁場ぜんぜん飽きさせません。
ただし飛ばしすぎて、過去のいきさつとか一瞬で終わってしまって、
これがあのことなのか????と推察するだけです。
原作知らないと辛いとこです。

バチカンとの関係とか、時間の制約ってよりなんかの規制なのかで全く触れてないんですよ。
その上わたしは日本人。
西洋人なら誰でも知ってる常識もわからないです。
印籠を見せると人々がひれ伏すのはどうしてなのか、西洋人のほとんどが理解できないように。

でも幸いにもわたしは「キリストは人間だった」って今更言ってもらわなくても
そんなこと当たり前だって思ってたんで、楽しい歴史ミステリーものとして楽しめました。
小説も映画もね。

謎解きありどんでん返しありのミステリ話題作として、面白い映画ではないでしょうか。
キャストも監督もロケ地もすばらしい逸品ぞろい、観て損はないでしょう。
原作読んでない方はどうなんでしょう。
感想聞いてみたいです。

でも、これがオスカーかと言えばそれはありえないと思います。





コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダ・ヴィンチ・コード(上)

2006年05月21日 | 映画とか舞台とか
観て参りました~
とっても人多かったです。外国人も多かったです(たぶんアメリカン)
虫の知らせで予約していってよかったです。

帰ってから、原作見直してます。確かめたいんです。本気です。
地球の歩き方とマップも出してきました。

で、感想は・・・観てよかったですよ、でも・・・・
「やっぱり分からん」ってとこです、正直な話。
原作読んだときも、難しかったんですよ。

だいたい、日本人に想像しがたいヨーロッパの建造物と宗教。
その辺のとこ、映画だとビジュアルで理解できるんじゃないかな~と期待してました。

この点においては観てよかったです。
冒頭からずっと登場するルーヴル美術館だけでも大満足です。
ガラスのピラミッドや、サモトラケのニケ像を背に駆け下りる大階段・・
ドノン翼の回廊、それと名画の数々、すごいとこでロケしてるな~って感動します。

パリにはローズラインっていう旧子午線が通っていて、道路に目印が埋め込まれているそうです。
映画に写ってました。
でも、そんなもの普通の観光客は気がつかないって。

その子午線が通るサン・シュルピス教会とか、テンプル騎士像のあるロンドンのテンプル教会・・
最後に行き着いたエジンバラにあるロスリン礼拝堂・・

原作を読んだとき、その描写が文化の違うわたしには想像できなかった。
教会の内部は漠然と知っているが、細部にわたって想像することは不可能なのだ。
それが、映画に全部写ってる。感動。

この小説が世に出てから、パリには小説の舞台を自分の目で確かめたいアメリカ人が押し寄せているという。
わたしもすんでのとこで、パリに飛ぶところでした(うっそ~)
でも、とにかく建造物の部分についてはこの映画で明確になりました。

ところが~!
映画を観ても宗教的なことは根本的なとこで理解できないんです。

マグダラのマリアのことを知ったのは、もうずいぶん前だが、
彼女は油壺を持ってキリストのお世話をする人だった。
その油というのはいわゆる香料で、身体に塗って入浴の代わりをするものだ。
そういう立場の女の人だから、きっと特別な女の人だろうとは思ってたけど・・・

あ、世もふけてきましたので続きはまた明日にしますね。



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博士の愛した数式

2006年04月08日 | 映画とか舞台とか
今日は黄砂がひどいですね。
お天気はいいのに、あたりがどんより霞んでいます。
この景色見ると、春が来たんだと思います。

で、黄砂が吹くとかならずこの歌口ずさんでるんですよ。
工藤静香の「黄砂に吹かれて」
黄砂のつく歌なんて他にないですよね。

さて今日は、かねてから観たいと思ってた邦画「博士の愛した数式」を観て来ました。
仲間内ですごく評判よかったんですが、先日10人くらいのお食事会のとき
この話題が出て「しんき臭い映画やで~」と言った友達がいます。
この人、いわゆる私の悪友。
性格あっさりサバサバ系、遊びに行く話はすぐまとまります。

「あんた、繊細な映画わからへんしなぁ」と私が言うと「そやそや」と相槌打ってる。
ずっと前にその友達が「なんか泣ける映画ない?」って聞くので
大林監督の「ふたり」を勧めたけど、涙のひとつも出なかったらしい。
わたしは、ティッシュが離せなかったというのに・・・・
それ以来、血も涙もないやつと言ってます。

「博士の愛した数式」
とても良質な映画でしたよ。わたしの大好きなハートウォーミング系。

交通事故の後遺症で記憶が80分しかもたない数学博士と、シングルマザーの家政婦とその息子の心の交流の話です。
息子は成人して数学教師になり、その授業で自分の思い出と
数学の魅力を語るという形式でストーリーは展開していきます。

息子役は吉岡秀隆、こういう「いい人」役が実に似合いますね。
記憶に新しい「オールウェーズ三丁目の夕日」の漫画家とか・・

博士は寺田聡、シングルマザーの家政婦は深津絵里、博士の義姉に朝丘ルリ子、
子役の子も含めて演技派ぞろいです。

博士は忘れてはいけないことをメモに書いて、ジャケットのアチコチにピンで留めています。
その格好が何となく悲しくて可笑しいです。
まさにこの映画そのもの。ときどきウルウルするけど、笑い声もいっぱい。
深い深い悲しみがだんだん溶けていきます。
見終わったあと、なんだか幸せを感じる映画です。

あいつには理解できるまい

「ところで、ここどこ?」
ダーリンが映画の舞台になったところに疑問持ってつぶやきました。
わたしも笑い出します。

たぶん舞台は長野。
それなのに教室の窓の外、打ち寄せる波が見える。
学校のすぐそばは砂浜、そんな立地は危ないって・・つーか長野に海ないでしょ

あの海は必要だったかと思ったのはわたしだけじゃないよね?









コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミュンヘン

2006年03月08日 | 映画とか舞台とか
先週金曜日のことです。

かねてから観たいと思ってた映画「ミュンヘン」、急がないと公開終わってしまう・・
ってことで、ひな祭りの食事もそこそこにレイトショーへ出かけました。

ミュンヘンオリンピック開催中に、イスラエルのアスリート11人が
パレスチナのテロリストに射殺された事件をスピルバーグが映画化したものです。
オスカーは逃したようですが、重いテーマの社会派作品です。
(だから、けっこう難しい・・

この映画を観るにあたってはちょっと予備知識が必要です。
単一国家単一民族の日本人には、ちょっと理解しにくいですが・・

イスラエルとパレスチナの抗争は2000年前に端を発してます。
民族抗争に敗北したユダヤ人は流浪の民となってしまいました。
長い年月祖国を持たない彼らは、第2次世界大戦下ドイツで大虐殺されました。

そして大戦後、ユダヤの聖地である今のイスラエルに国家を作ります。
ところが、イスラエルにはパレスチナ人が住んでいたのです。
彼らを追い出して強引に国家を作ったことから、今日の抗争が始まるのです。

さて、映画の話に戻りますが、本国のアスリートを殺されたイスラエル首相(女性です)は
秘密裏に諜報機関モサドに、報復としてパレスチナのテロ首謀者の暗殺を命じます。
その任務を受けたのは、兵士でもなんでもない一般人のアブナー。
もうすぐ第一子が生まれるのを楽しみにしていました。

彼は、家族にも告げずに任務につきます。
彼の元には4人の仲間が集まりましたが、同じように殺しのプロではなく骨董屋やおもちゃ職人・・・
敵にマークされていない人物がチョイスされているのでした。

ぎこちなくはあるが彼らの仕事はひとつずつ片付いていきます。
ローマ、パリ、ロンドン、美しい歴史的な街を舞台に次々起きる爆破テロ。
実際、この街(特にロンドン)は爆発騒ぎは日常茶飯だということを思い出してしまいます。

しかし、パレスチナの首謀者を殺してもまた新たなもっとたちの悪い誰かにとってかわるだけのことです。
敵も報復行動を起こしてきて、もう終わりの無い報復合戦が永遠に続くだけのこと・・
5人もそれに気がついてきて、自分が何をしてるのか疑問を持ち始めたころ彼らにも危険が及びます。

一人は殺され、ふたりは自殺、アブナーは殺しに何の罪悪感も感じなくなり、
精神に異常をきたしはじめます。
やがて任務が終了し、妻子と共にニューヨークに暮らし始めますが、
彼は、悪夢にうなされて安眠できない日が続きます。

ラストシーン、ニューヨークの川沿いの道、はるか向こうに在りし日の貿易センタービルが見えます。
暴力による報復は永遠につづく。連鎖を断ち切ることはできないのでしょうか・・・





コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SAYURI

2006年02月01日 | 映画とか舞台とか
遅ればせながら「SAYURI」よかったです。
着物女子は、この映画観た方多いんじゃないでしょうか。

評価は分かれると思うんですよ。
なんせ、外国人が描く日本だから突っ込みどころ満載です。
わたしが一番笑ったのは、相撲の土俵の柱に貼った「満員御禮」
まるで電柱に貼った「この犬知りませんか?」みたいです。
見つけました?字もかなりへたくそです。

あと、げげ!と思う「華おどり」・・きっと「都をどり」のことですね、
ありえない京劇風アクロバットダンス。
京都の春の風物詩「都をどり」は若干眠気を誘うんですが、
あんなダンスがあったら面白いのにと思います。
でも、あれを見て京都に来た外人さんはきっとがっかりするだろうな~

着物の着方や髪型とか、ちょっと違うんじゃないの~と日本人なら思うけど
でも、それ全部大目に見られるくらい映像がきれいでした
とてもファンタスティックで夢のよう!

キャストもよかったです。

主役のチャン・ツィイー、この人を初めて見たのは「初恋のきた道」でした。
強烈に印象に残りました。めちゃめちゃめちゃめちゃかわいい!
どこかの掲示板で映画好きが集まって「どの女優が一番きれいか?」という
話題で盛り上がったとき、わたしはチャン・ツィイーと書きました。

彼女は「グリーンディスティニー」以後、カンフー女優になってしまって
やっぱり中国人はハリウッドでは、こうなってしまうのか・・
とがっかりしたこともありましたが、
この「SAYURI」でしっとりした役がきてよかったです。
カンフーだけじゃもったいない美貌。

そして、SAYURIの子供時代を演じる大後寿々花ちゃんがすごくいいんです。
この映画は子供時代もわりと丁寧に撮られています。
寿々花ちゃん、チャン・ツィイーに負けないくらい堂々の女優っぷりでした。

その他、脇は日本人が多くて国際俳優の渡辺謙と役所広司、ハリウッドに渡った工藤夕貴、
そして今回国際派仲間入りの桃井かおりさん。(なんで彼女だけさん付け?)
この人たち、演技も英語もお上手で惚れ惚れしてしまいました。

個性の強い先輩芸妓のふたりは中国人女優でしたが、
このふたりもかなり良いです。
でも、このヘンの役どころは日本人で出来なかったんだろうか・・
ちょっと残念です。

昨年の「ラストサムライ」と今回の「SAYURI」
ハリウッドで日本を取り上げられるのは、大歓迎です。

世界ではまだまだ日本の認識は低くて、
日本がどこにあるか知らない人も多いです。
すごく不衛生なアジアの小国だと思われたりしています。
イタリアで「日本人は犬を食べるってホント?」と言われたこともあります。
悲しい・・

だから、この映画で外国人がもう少し日本に興味を持ってくれたらと思います。
日本に行けば、桜満開で着物を着た美人がウロウロしてると思ってくれたら
嬉しいです。(←いやこれはマズいでしょ



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里見八犬伝

2006年01月06日 | 映画とか舞台とか
イヤ~面白かったです。
2晩めは、NHKの「土方の最期」を見ようと思ってたのに
けっきょく八犬伝2夜とも見てしまいました。

子供の頃、家に本があったんですよ。たぶん、兄のだと思いますが・・
その表紙がインパクトあって、犬の背中にお姫様が乗ってるの。
しかも横乗りで、何かに追われてるみたいに後を振り向いているのです。
長い髪が顔にかかって・・

あらためて見るとよくできたストーリーですね。
これ、滝沢馬琴だっけ?江戸時代に書かれたんですよね。
今でも充分面白い。
アーサー王とか、指輪物語とかにも負けてませんよ。

キャストは、伏姫を今をときめく仲間由紀恵。
原作ではちょい役だったけど、ドラマでは重要な役柄でした。
やっぱ存在感があります。

同じく原作ではそれほどでもなかったのに、すごく重要な人物(?)がもう一人います。
菅野美穂演じる怨霊の玉梓(たまずさ)。
この人、めちゃめちゃすごいですね。
敵役って演じやすいんだろうとは思いますが、それでも演技力際立ってました。
迫真の演技です。
このドラマ、この人が主役だったかと思うほど印象に残りました。

八犬士は、タッキーの犬塚信乃を筆頭にタレントが揃ってました。
タッキーは乗馬うまいですね。
さすが義経。ひよどりを越えただけあります。

浜路の綾瀬はるか。・・・う~んガンバレ。
ところで、浜路が里美家のお姫様だったなんて、驚き。
そうだったかな?

時代劇の楽しみ「着物」についてはイマイチ。
ワダエミの衣装は前衛的でわたしには理解できませんでした

最期はあれ~?ってアレンジでしたが、
ストーリー運びもテンポよくて、ずんずん引き込まれてしまいました。
こんなすごいファンタジースペクタクルが日本にあるなんて、感動しました。
お正月のやっつけ仕事じゃなくて、今度はじっくり連ドラでやってくれないかな~

(独白コーナー)戌年企画なんだろうけど、犬一匹も出てないし・・














コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャーリーとチョコレート工場

2005年10月25日 | 映画とか舞台とか
これってファンタジーなの?
けっこうブラックですよ。チョコレートだけにビター・・

監督さんは「シザーハンズ」の人ですね。
あの作品はB級かと思いましたが、心温まる映画でしたね。
その監督さんとジョニー・ディップのコンビで再び送る「チャーリー・・」
ちょっと期待できそう・・

ところが、この作品お子ちゃま向けらしく吹き替えなんですよ~
ディップの生声が聞けないじゃないかぁ~!
ストーリーはね、単純です。
最後に良い子が勝つ!って安心のストーリーです。

でもね、登場人物がめちゃめちゃヘンなのです。
ジョニー・ディップもかなり変人です。
一番ヘンなのは、チョコレート工場で働く小人たち。
これが全部同じ顔のおっちゃんの団体。

いろんなタイプのダンスを披露してますよ。
唖然として笑顔が引きつること請け合い。
これ、真面目に撮影してるの?

まあ、変てこな映画でした。
良い子のみんなは、おもしろかったかな?
ディズニーランドのアトラクションに乗ってるような映画です。







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする