3日の釣行が早上がりとなったのは、カラダとココロが「早く温泉に入りたい!」と叫んでいたからでもあります。こんな時に向かうのは、極上の泉質を誇る「中崎山荘 奥飛騨の湯」と決まっています。1年ぶりだぁ。
すると更衣室に貼り紙を発見。いわく「平成26年に奥飛騨で群発地震があった後、内風呂の泉質が変わってしまいました」と。元々は内風呂はアルカリ泉、外風呂は硫黄泉と、異なる泉質の源泉を使っていたのですが、分析し直すと内風呂の源泉も硫黄泉になっていたのだそうです。どうやら地下水脈が混線しちゃったらしい。
とはいえ、白濁・湯の花たっぷり・硫化水素臭(一般に硫黄臭と誤用されているもの。硫黄は無臭)も豊かな内風呂、無色透明・湯の花や臭いは控えめ・さっぱりした浴感の外風呂、という個性の違いは以前のまま。細かなことは気にもせず心地良く入浴させていただきました。
分析書上の泉質なんてのは、分析の際に定められた成分の配分が「こっちより」ということを示す、おおまかな指標でしかありません。温泉の魅力はやはり、実際に浸かってみないと分かりませんね。