おじクロ

１１月２３日（金）

ラッパ屋のおじクロを観て来ました。


毎年、アハハと笑えてホロッと泣ける芝居をしに来てくれるラッパ屋の皆さん。
どの作品もとても面白くて絶対にハズレがないので、今回はまだラッパ屋を観た事のないうちのダンナさんにも「観るべし！」と命令して、一緒に観に行って来ました。

今回の芝居、テーマはももクロ。全く興味のないジャンル。アイドルなんてもうすっかり卒業で、どの女の子の顔も同じに見える４０代オバサンには、果たしてラッパ屋のおじさんたちとももクロがどう繋がるのだろう？と首をかしげて観に行きました。
が！
まあ、素晴らしかった！！
「辛い時こそ全力で笑顔」が、ももクロの真骨頂なら、それに呼応した鈴木さんの‘辣腕マネージャーＫ氏’並みの劇団員に対するムチャ振りが、今回の作品を最高に素晴らしいものにしたんだと思います。
潰れる寸前の町工場のおじさんたちが、ももクロの全力の笑顔に大号泣。自分たちも辛い時にこそ全力を出すのだと、ももクロの「行くぜっ怪盗少女」を歌い踊るのですが、私はおじさんたちのそんな姿に大号泣。メチャメチャ大変だったんだろうなーと思えば思うほど、おじさんたちの全力を感じてウルウルしちゃいましたよ。
北九州で大千穐楽だったそうで、もう２度とももクロを踊る事はありませんってご挨拶されてましたが、週末にライブに行って一緒に踊って欲しいものですね。

全く興味のないジャンルだったのに、こうなると気になってくるのは人情。家に帰ってももクロをＹｏｕ　Ｔｕｂｅで検索。彼女たちの全力にパソコンの前になんかジーンとしちゃいました。やばい。怪盗少女たちにハートを狙い撃ちされたようですよ。