ゲキ×シネ 朧の森に棲む鬼

１０月１８日（木）

ゲキ×シネで朧があると分かった日からずっと楽しみに楽しみにして、封切られたら初日の第１回目を観ようと決心していたのに、急な入院で観に行く事が出来ず。
今週までは上映しているのが分かったので、一昨日、退院したその足で早速観に行きました。
スゴイ
なんてこった。
あの時観たあの世界が、ドババババーと迫って来て泣きそう。

そして今日。
お友達のつるりんと共に、再び観に行って来ました。
一昨日は真ん中の真ん中位で観たのですが、スクリーンが小さかったのかちょっと迫力に欠けたので、今日は前の方の席で。
結果は大正解。
目の前一杯に染ライの顔が迫って来て大変な迫力。
なんならいっちばん前でもいい位かもよ。

で、感想ですね。
もちろん、生の舞台を観た時の体中が沸騰するような感動はなかったものの、ゲキ×シネならではの表情のアップにはゾクゾクしましたね。
舞台の後ろで誰が何やってるのかとかもバッチリ見えるし楽しーい。
特にラジョウの酒場のシーンで、古ちゃんとエマちゃんがイチャイチャしてたのが見えて、なんだかどうにもニヤニヤしちゃいましたね。
後はもう、生で観た時に思った事を追いかけながら観たような感じでした。
（そうそう、この時はライティングがカッコ良かったのよね）とか、
（ああ、聖子ちゃんのこの顔大好きー）とか、
（古田さんの顔芸ズルイ・・・）とか、
（もう染様ってば。私どうにかなっちゃいそうよ！）とか。

ただですなー、残念な事があって。
これはもう舞台を撮った映像の編集の仕方１つで変わってくるんだろうと思うんだけど、初っ端の笑いのシーンで笑えないんですよね。
劇場では絶対みんなが笑ってたシーンなんだけど、ゲキ×シネでは誰も笑ってない。
ていうか笑うヒマがない。
映像が切り替わっちゃうから、そこが笑えるシーンなのかどうかもゲキ×シネを観ただけの人には分からないんじゃないかしら？
なんかサムい空気が感じられてスベッたみたいな感じ？
あれ、もうちょっと上手く編集したら初っ端からのめり込めるんだろうなぁと思ったんですよ。
何台ものカメラで撮ってるんだろうから、それを１つ１つ観て、このシーンはココを使って・・・てな感じで作っていくんでしょうけど、なんか惜しいシーンが幾つかあったような気がします。

やはり舞台はナマモノ。
その場で受け取るモノが全てで、どんなに沢山のカメラで記録していても自分が受け取ったモノとは違うんでしょうね。
そう考えると（これはどうしようかなー）って悩む芝居はとりあえず観とかなきゃあかんかも・・・とか思っちゃいます。

北九州での公開は明日まで。
やっぱ、明日もう１回行っとこうかなぁ。