ヘッジホッグホッジグッヘ

２月７日（月）

男性ブランコのコントライブ「ヘッジホッグホッジグッヘ」を観ました。


前回のてんどん記から約１ヶ月半で、早くも新しいコントライブです。

「名探偵高梨」
ロングの黒髪の平井さんがエキゾチックでステキ。
お嬢様の「わ」と関西弁の「わ」がクロスするところ、好き。
奥さんの浮気調査を依頼しに来た医者の浦井さんが、平井さん扮する名探偵高梨さんと話してるんだけど、高梨さんが発する言葉がもう。
ゴインゴインの革ジャン、デッカデッカのサングラス、ど真ん中ハーレー、マフラーギャインギャイン等々。語彙よ・・・。

オープニングの映像、今回も可愛い。ヘッジホッグとはハリネズミのことのようで、レトロ感あるイラストがめっちゃ可愛かった。

「小うどん」
これ、最高に好き。
お客さんである平井さんが、店員さんである浦井さんに文句を言ってるんだけど、「小うどん過ぎやしないか？」っての、本当にもう最高に好き。
ホントは感じの悪いクレーマーみたいなお客さんなんだけど、平井さんがやってると可愛いのなぜ？
でも確かに小うどんで出て来たものがあのサイズだったら、クレームの一つでも言いたくなりますねってくらいのサイズ感でした。
その後、湯飲みで出て来た小うどん見て「まぁまぁ小うどんじゃない？」ってセリフも良かったわー。

幕間もハリネズミが走ってる映像が流れてました。渋谷の交差点とか電車の上とか水族館とか線路とか、タッタカ走ってるハリネズミカワイイ。
サイケな映像の中で踊る「ｈｅｊｉｈｏｊｉ」の文字もカッコいいな。
コントなんで衣装替えたりなんだりで時間が掛かるんでしょうけど、その場繋ぎの映像ですね。最後にｏｍａｔａｓｅ！って出るのも良いね。

「スンドゥブ」
平井さんが浦井さんに「君の好きなものを食べよう」と言ったのに、浦井さんが「スンドゥブが食べたい」って言ってるのを、伝わらないと否定する平井さん。
その内「スーンドゥブスンドゥブスーンドゥブスンドゥブスーンドゥブスンドゥブ」とくり返しながら「スンドゥブって実物がなくても食べられるんだよ」と言い放つ平井さん。
このスーンドゥブスンドゥブスーンドゥブスンドゥブが頭をグルグル回って一日が終わってしまったな。
結局平井さんに乗せられて、スンドゥブが食べたかったはずの浦井さんが、平井さんの食べたいシャケ定を食べに行くって話。

「ストーリーテラー」
ストーリーテラーが自分のことをストーリーテリングするっていう斬新なコント。
すごい設定だなぁ。
「そもそもストーリーって言うのは誰かの考えた気まぐれの産物に過ぎない」って言うセリフ、カッコよ。

「紙エプロン兄弟」
つけ麺の量が多いと文句言う弟の平井さん。それをちゃんと食べきらなあかんねんと諭すお兄ちゃんの浦井さん。
喧嘩になってお兄ちゃんの胸倉を掴む弟だけど、着けてる紙エプロンが引きちぎられるだけ。また引きちぎられても引きちぎられても予備の胸倉を出してくるお兄ちゃん。
量産体制の整った胸倉はどうや！と畳みかけるとエコの観点からどやろ？！と反撃する弟。
この兄弟、喧嘩したけど仲直りして、とても仲良しで可愛らし過ぎた。
着てるのが赤ジャージと緑ジャージってのも、田舎臭くて良かったね。

「父と子」
お父さんの浦井さんが帰って来たけど、それにやたら反抗する息子の平井さん。
どうも憤慨している様子。「友達がでけん」と、死活問題であると。更には「勉強ついてけん」「好きな子出来た」「足遅ぇ」と死活問題が山積みであると、学生生活無茶苦茶やと嘆く。
「好きな子、出来たんかいな」と訊ねるお父さんに「うん、玉砕」と即答する息子。
「告白したんかい！もう！早っ」と驚くお父さんに「玉、砕け申した」と答える息子。
「それはもうしょうがない、友達も出来てへんのに、彼女作ろうと思った、それは高望みが過ぎた、彼女はさすがにでけん。でも、友達は出来ててぇ」と悲しむ息子に、「友達ってのは人生の宝やけど、友達がいない期間も人生の宝なんや」っていうお父さん。優しいなぁ。
そうそう、一人でも大丈夫。友達いなくても一人を楽しめるよ。
と、良い事言ったお父さんが急に息子にナイフを投げて「さすが伊賀忍者の一族や」というお父さん。謎やん。最後、謎のオチだったな。

エンディングの映像も黄色と青を使ったカワイイものでした。
その後、生け垣の下にいるハリネズミを触ろうとしたネコタ（平井）さんが、針に刺されてグワァって言うシーンがあり、エンディングとなりました。
ここで来月のコントライブの告知。「変身東京ウミウシ」と「変身大阪ウミウシ」というタイトルで。
なんと、大阪ウミウシ、日にち的に観れる可能性あるんじゃない？先行申し込んでみよう！！