ゲキ×シネ 髑髏城の七人

１月１５日（火）

一昨年の夏、大阪で観た通称「ワカドクロ」。
その時の感想って、実はここに書いてないんだよね。なんとなくテンションが上がらなかったので。
上っすべりした印象しか残ってなくて、今まで観た９７年版、アカドクロ、アオドクロのどれよりも薄い髑髏城だったなーって思って、感想が書けなかったの。
というか、未来君の天魔王と太一君の蘭兵衛が凄かった割に、小栗旬の捨之介が残念すぎて乗りきれなかったんだよねー。
ゲキ×シネでも、それは感じたけど、舞台を観た時よりはまだ捨之介、天魔王、蘭兵衛の関係性がはっきりして納得できたかな。
もちろん、いいシーンはたくさんあって、特に千葉さんの二郎衛門とよし子姐のシーンなんか、今までにはなかった関係性が新たに加わって深みが増したと思うし、勝地君の兵庫もストレートで好きだった。仲里依紗の沙霧もイメージ良かったな。
贋鉄斎がまさかの聖子ちゃんだったのはビックリしたなー。１００人切りやるのか！と焦ったけど、捨之介＆兵庫だったんでホッとしたもんね。

今までにも散々言ってるけど、私にとっては９７年版の髑髏城がやっぱり最高に印象深くて、あれを超える髑髏城はもうきっとないと思う。
芝居全体を考えても、あれを超えるのはなかなかないだろうなぁ。