日本一のホラ吹き男

２本目は「日本一のホラ吹き男」です。


こちらも植木等主演で、１９６４年の公開です。
こちらの役名は初等と書いてはじめひとし。こういう言葉遊びも面白いですね。
しかし、さっきのと同じようなサラリーマンモノ、そして出演者がほとんど同じで、ストーリーが途中でごっちゃになってしまった。

こちらに出演していた浜美枝がお人形さんみたいに可愛かった！顔もちっちぇえ！さすがボンドガールですな。

こうして昔の映画を観る機会なんてなかなかないですから。喜劇・名画特集の３週目もぜひぜひ観に行かなくてはね。

ニッポン無責任時代

１月１２日（土）

昭和館での週替わり喜劇・名画特集をまたまた観て来ました。
まずは１９６２年公開の「ニッポン無責任時代」です。

植木等のクレージー映画は、知識としては知っていましたが、もちろんちゃんと観た事はなく初めて。

平均（たいらひとし）なる風来坊が、口八丁手八丁で会社に就職し、どんどん出世していくという、冷静に考えればとんでもないストーリーですが、軽い口調でテキトーばかりの平均の、その調子の良さが高度成長期のイキオイだったのかしらと、過ぎた昭和の時代に思いを馳せました。

実は私、中学生の頃にとある知り合いからオリジナルカセットをもらったことがありまして・・・。ビートルズやアニマルズ、ＲＣサクセションなどの“俺のイチオシ曲”が録音されたそのカセットの中には、クレージーキャッツのナンバーもいくつか入っておりました。
映画の中で「スーダラ節」「ドント節」「ハイそれまでヨ」などが流れた瞬間、スゲー懐かしかった。なんならちょっと歌えたし・・・。
まさか、自分が生まれる前の映画を観て、懐かしさを感じるなんて思わなかったなー。