日々を綴る私のブログ

今日心に響いたことと好きな絵を、
気まぐれに描きながら続ける日記。

一番だったマーちゃん

2006-02-13 | 嘗て我が家の猫達

猫のマリとの別れは私にとって辛い思い出になりました。
そして、そのマーちゃんが居なくなってから、
マーちゃんの鳴いていた、意味が分かった様に思えました。
昔から「猫は死ぬ時は死に顔を見せない」と言われていました。
今の時代は、昔とはペットの飼い方も変わってきたので
昔の様に猫も姿を消したりしなくなったのだと思いますが。
マーちゃんは野良猫の仔でした、だから・・きっと・・
最後は誰にも見られず、どこかで静かに消えたかったのでは?
と・・私は思ったのです・・だから鳴き叫んでいたのは・・
「私を自由にして・・外に逃がして・・」と言っていたのではと思うのです。
でも私たち飼い主としては、食べ物も僅かしか食べない、
ふらふらの仔を、外に出す・・そんな事は考えられませんでした。
そんな思いもあって、マーちゃんとの別れは辛いものでした。
最後まで、猫らしい・・我が家の猫の一番だった・・
マリ・・マーちゃんとの生活は終わりました。
そして亡骸は、12年前の犬の幸までは、皆庭に埋めて土に
戻してやりましたが、このマーちゃんの時から、
私たちの考えが変わりました。
私とTさん、二人も年を取りました、だから、づっとこの地に居ると言う
確かな事は分からないと思う様になりました。
それで、マーちゃんは市の火葬場で葬ってもらいました。
「マーちゃんも庭に埋めて上げればよかったかな?」と迷いはありましたが
「いや・・これでよかった」と先のことを考えての決断でした。
こんなマーちゃんとの別れをウランちゃんもづつと一緒に見ていました。
次からは、我が家の最後の一匹・・猫のウランの話にします。

 (絵・・春蘭・・さつき画)




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