日本伝統工芸展が広島で始まったので、先日見に行きました。
毎年見ますが、今年は全体に明るい色合いのものが多かった様に感じました。
私は何時も作品を美しいと見るだけで、作品の見方は知りません。
でも、毎年、何度見ても、素晴らしい作品に感動します。
今年の作品の中で、私の目で心を引かれたのは、
日本工芸会奨励賞を受賞されていた・瑪瑙の香炉や、
萩焼の緋色深鉢のオレンジ色、花や草・木・幾何学模様の美しさ、
そして、日本工芸会奨励賞を受賞の切金箱「滝の朝」は
滝のなかを飛ぶ小鳥の絵ですが、本当に滝の中を小鳥が
飛んでいるようで見入りました。
陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸・などなど、
私は会場を三度も廻り、美しい作品を見ることが出来て、
しばし心が和みました。
(写真・・34年前に加賀で、私が買った記念の九谷焼茶碗)