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旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

やはり大きかった 大仏殿:奈良県奈良市

2012-07-17 14:31:24 | 思いでの写真館

 東大寺大仏殿、奈良では先ず第一に訪れる場所、昭和30年秋、中学校の修学旅行は当時毎年の決めで奈良・大阪・京都の2泊3日であった。少し高い位置からの撮影のようだから中門の階段上から撮っている。当時は蛇腹式ブローニー版カメラコニカシックス標準レンズでは全体は入りきらなかったようだ。(余談だが標準レンズが何mmだったのか調べようと思い「コニカシックス」を検索してみて、記憶外の事実が分かった。正式には「コニカパール」の名称の付いた蛇腹式ブローニー版カメラでⅠ・Ⅱ・Ⅲ型があり、使用していたのはⅡ型のようだ)

 修学旅行初日は地元から名鉄で名古屋へ出て、近鉄名古屋線で伊勢中川まで行き大阪線に乗り換え(当時名古屋線は狭軌大阪線は標準軌であったので、時刻表では一本でも車両は乗り換えた)さらに大和八木駅で橿原線に乗り換え奈良へ向かっている・・・筈だが・・・記憶では奈良電鉄線だった気がするが当時の奈良電鉄(現近鉄京都線)は奈良京都間のみの運行だから思い違い???それとも翌日の京都行きが奈良電鉄線だった???大阪と京都どちらが先だったか思い出せない。・・・本論ではどうでも良いことだが、たった55年程しか経っていないが記憶は印象の深いものが断片的にしか残っていないようだ。

 大仏殿の大きさに驚いたのか側面・背面も写していた。

 大仏殿前の八角灯籠、モノクロでも質感が分かる。



 その後鐘楼に向かっているが、カッパを着たり傘を差したり雨が降っていたようだ。その為かレンズに雨粒がかかっていたようで、画面に濁りがあった。



 雨傘に旅館の名が書かれており宿舎が「うを佐旅館」であったことを鮮明に思い出した。アルバムを見ながら懐古しているが、自分史などの大それた目論見をしている訳ではない。検証しながら掲載することで、思いこみ違いのを確認しているに過ぎない。それにつけても社会の移り変わりは想像以上のものがあり、あらためて懐古でない回顧によりこれからの残された少ない時間の過ごし方を考えなければならない年齢にさしかかりつつあるようだ・・・。



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