昨年5月末立ち寄った「根の上高原」(2012年6月blogに掲載)原点は中学時代のキャンプの思い出にあった。アルバムに貼ってある写真は殆ど人物を撮った記念写真だから、風景は添え物に過ぎない。それでも背景の景色から雰囲気は窺うことが出来る。「保古の湖」のボート小屋、当時はバラックの質素な物だったようだ。
この後か先ボートに乗っているが、画像は人物のアップだけで周囲の景色は殆ど写っていない。昭和29年中学2年生の夏、担任の教師に連れられて男女混成10数名で「根の上高原」にキャンプに行くことになった。何故キャンプにこのメンバーで行くことになったかその時の計画の由来は記憶にない。唯一学校行事と関係なく先生の個人的計画であったことだけは確かだった。テント前の記念撮影は男子だけ、もちろん女子とは別テントだったからか??遠く丘の上は管理事務所やロッジ食堂があったのであろうか?最終日自炊に飽きて炊飯を放棄し、小屋の食堂へ外食に出かけたからその場所かもしれないが定かではない!
まだ中学生、当時小遣いはさほど多くはないはず、モノクロといえども高価なフィルムをふんだんに使えるはずもなく、写真の数は少ない。笹原というより藪の中でのキャンプ、じっくり構えて記念撮影している。立木の向こうの山は恵那山か前山であろう。
朝昼晩の食事の支度と片づけに追われ自由な時間が少なかったこと、テント内の寝心地の悪さだけが記憶に残っている。この後テント泊まりのキャンプはしていないのは、この時の印象の悪さのせいに間違いない!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます