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旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

物価は十倍に? 猿沢の池&奈良公園:奈良県奈良市

2012-07-19 16:00:47 | 思いでの写真館

 昭和30年、中学校の修学旅行東大寺鐘楼の写真に写っていた番傘から泊まった宿「うを佐」旅館が猿沢の池畔にあったことを思い出した。猿沢の池越しに興福寺の五重塔を撮っているのは旅館の部屋か玄関前からの撮影であろう。

 小学校の修学旅行の時も妙高温泉でのスキー行きの時も、この時中学校の修学旅行でも“米”を持参し宿へ預けた記憶がある。米の配給と外食券制度が厳密に行われていたのであろう。その後高校へ入ってからの山行きやスキー宿ではすでに米は持参していなかったので、食管制度は続いていたが米の流通に余裕が出て来た時期であり、戦後の終わりの一歩前だったといえよう。

 奈良公園の鹿は今も昔も変わりなく来訪者にえさを求めて近づいてくる。

 

 注目したのは「わらびもち」の値段「四十円」である。今も奈良公園の茶店では名物として食べることが出来るが、同じ茶屋と思われる店では「五百円」であったと、とあるblogの探訪記にあった。単純に比べて60年前から現在では物価は10倍強で推移している。実感ではあるが・・・。

 そして大阪に移動しているが、何故か「大阪城」の画像しかないのはどうして・・・??




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