北へ南へ、東へ西へ

旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

モノクロの銀杏並木では黄葉は??? 神宮外苑:港区北青山?

2010-12-16 17:50:41 | 思いでの写真館

 11月終わり近くになってやっと紅葉狩りに足利まで出かけたが、それ以後休日には雑用が湧いてきて出かけることが出来なかった。家の窓から、隣の小学校の桜や銀杏の葉が見事に色付いていくのを眺めているのみだった。それはそれで身近に樹木が沢山あり、季節の移ろいを肌で感じる事が出来るので幸せなことではある。が、青空の下土を踏み締めて季節を感じたい。TVは常のことだが神宮外苑の銀杏並木の敷き詰められた黄色の絨毯を映し出していた。日曜日やっと所用で渋谷へ出かけ外苑まで足を伸ばすつもりであったが、今年の銀杏の盛りは短かったと聞いて、近辺の銀杏は既に葉を落としていたので期待薄と考え、「ビックカメラ」に足を止めてしまった。・・・何も買う予定もまして予算などあるはずもないのだが・・・。

 神宮外苑の銀杏並木、何度も訪れているのでせめて写真でもと探してみた。盛りの頃は並木の中は人で一杯になり、良いアングル・雰囲気の画像はなかなか得られないのだが、保存フィルムは見つからなかった。唯一昭和40年(1965)11月のはじめの画像、しかもモノクロ写真が出て来た。



 地面は土が出ているので、まだ黄葉には早かったであろう。カラーでないので色付き具合の様子は全く分からないが、枯れ枝ではなさそうなので時期が早かったのか?ちなみに、神宮外苑所在は大部分新宿区なのだが、銀杏並木は港区になる。

 
 
 人出もほとんど無く、静かな外苑の佇まいが映し出されていた。日の陰がないので時間も天気も分からないが、ビルの谷間にある東京のど真ん中とは考えにくい風情だ。

 昭和も後半になるとカラーフィルムも安価になり、引き伸ばし価格も手の届く範囲に入っていた。その頃には流石モノクロに拘っていたkoba3も、カラ-写真の色香に負けて普段はカラー写真重点となっていた。掲載の神宮外苑、黄葉はやっと始まったばかりと思われるが、太陽の下逆光での撮影でアップなら黄葉は多少表現出来るが、それも見られずただ静かな林としか意味を持たない。足利鑁阿寺・足利学校の銀杏の黄葉は見事だったが、東京の銀杏も捨てたものではない。モノクロだけでは物足りないので過去に一部掲載しているが、平成13年(2001)12月、やや散り始め枯れ始めの駒沢公園の銀杏、余っていた画像を彩りに掲載することとした。

 ム・ム・既に枯れ始めていた!! 



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