端午の節句は4月5日ごろの「清明せいめい」の日から飾ります。
桃の節句にひな飾りはじめの2月の「雨水うすい」の日と同じです。
幟は、糊で固めた布に表と裏に同じ柄を手描きします。
図柄は無数にありますが、描くのに手間がかかるので数の在庫は無く、買いに行った時有る物から選ぶしかありません。
贈る側の家紋を入れるのが一般的ですが、双方の二家の家紋を入れる地域もあります。
染め付けの物もあるようですが、皆さん手書きを選びます。
弟が小さいころ生家の庭には鯉のぼりと2本の幟を、祖父と父が竹藪から切り出した孟宗竹に毎朝3本を立てていました。
義経、那須与一などから続く長い戦の時代が題材でした。
息子の初節句に贈られたのは「川中島その八」で、今日は虫干しです。
鯉のぼり用の10mポールでなければなりません。
1メートルくらい穴を掘って筒を打ち込み、ポールにチチを通し、釣り竿を伸ばすように一本づつ伸ばしては止めで、鯉のようにスルスル上げるのではありません。
そして3方くらいにロープを引っ張ってポールを固定しました。