テニスの大坂なおみ選手が、
「全米オープン二年ぶりの優勝!」ですか。
第一報を聞いて、
私の頭に浮かんだのは「復活」と云う言葉。
別に不振が続いてた分けでもないのですが、
最初に全米で優勝し全豪も制覇したころの勢いに比べると、
最近の試合内容が低調気味だったことは確か。
まぁ、ナンにしても嬉しいニュースです。
全米オープンは、
硬いコートで球足が速いから、
弾丸サーブを武器に、
パワーテニスを展開する大阪選手に得意だったこともあるのでしょうね。
処で、彼女の優勝を伝えるスポーツ紙が、
一致して大きく報じていたのが、
マスクなどで、「人種差別への抗議」を示していたこと。
それは勿論、
彼女の父親が黒人だと云う事もあるのでしょうが、
彼女が三歳から、
日本を離れアメリカで生活していたことも大きいのかなと思う。
勿論、彼女も、
試合中はマスクを外しているので問題はないんですが、
建て前としては、
スポーツを政治的主張の手段に使うことは禁じられていて、
総体に日本人選手は、
そのルールに従う事、従順なので、
彼女の行為は日本のマスコミの目を引いたのだと思います。
境遇の似ている
バスケットの八村塁選手の談話が、
いかにも日本人と云う
心性を感じさせるのとはちょっと違うかもしれない。
まぁ、境遇が似ていても
人それぞれに違った個性があると云う事は、
考えてみれば、当たり前のハナシなんですけどね。