漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

大失業時代

2018年07月20日 | ユーモア
エリート銀行員が、
「妻の死体を実家に埋めた」と云うニュースで、

先日来のテレビが湧きたってます。

なんでも、
「妻がいなくなった」と届けでた銀行員の証言と、

周辺の防犯カメラに残る映像とが食い違って居たことが

この逮捕劇につながったそうです。

去年だったかな、

東名高速での、
「あおり運転による事故」が、連日のように報道され、

その映像が繰り返しテレビで流されたあたりから、
ドライヴ映像を記録するカメラが爆発的に売れはじめ、

ついには、
製造が間に合わず品切れが続出する、と云う事態になったそうな。

むかし、街角に監視カメラが出始めたころは、

「個人生活が覗かれる」、
「プライバシーが侵害される」、など、

監視社会化を危惧する声も強かったように思うが、

最近では、
犯罪対策や自己防衛には監視カメラが有効と分かり、

そんな意見は消えてしまったかのようですね。

まぁ、そう云うこともあるが、
いつも携帯してるスマホにカメラ機能が付いていることにより、

街中でパチパチやることが、
当たり前のような風景になり、

撮る方も撮られる方も、
「慣れた」ということもあるのでしょうかね。

ただ、そうノンキに言っておれないだろうな、
と思うのは、お隣の国。

巨大な監視ネットワークを誇る中国の公安部では、
瞬時に市民を認識できる顔認証システムが発達してるそうで、

現在の処、
1億7千万台もの監視カメラが、

朝な夕なに24時間、
休まず業務を続けているそうですが、

それでも足りないらしく、

今後3年間で、
さらに4億台のカメラを増設する予定、だそうな。

う~~ん、
でも、こうなると、

その内に監視カメラも、
「一人に一台の時代」が来て、

朝から晩まで、
個人個人の行動に、

ドローンに搭載された監視カメラがついて回り、

それを公安の職員が、
本部で監視するという時代が来るのかもしれない。

もちろん、その職員の背後にも、監視カメラ・・・。(笑)

でもまぁ、
そんな時代になるとすれば、

確実に言えるのは、

浮気調査専門の私立探偵や、
芸能人の不倫報道を飯のタネとする記者は失業してる、って ことかな。(笑)




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