漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

テレビの取材力

2018年06月12日 | テレビ 映画 演芸
わたし、ドンファンって言葉の由来、知らなかったんですよ。

ただ単に色男をさす言葉で、
西洋の小説かなんかの主人公かな、ぐらいに思ってた。

処が、コレ、
もともとは、西洋の伝説なんだそうですね。

ネットでググったら、
その伝説も二種類あるらしく、一つはウィキにあるもの。

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プレイボーイとして知られる貴族、
ドン・ファンが、ある貴族の娘を誘惑し、その父親を殺した。

その後、ドンファンが、
その父親の石像がある墓場を通ったおり、

冗談でその石像に声をかけ、、
「今夜のパーティーに招待しますよ」とやった処、

その夜、本当に、
石像のお化けがパーティーに現れ、

驚くドンファンを地獄に連れ去った。

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いま一つは、

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プレイボーイとして知られる貴族、
ドン・ファンが、ある貴族の娘を誘惑していた処、

帰宅した父親が怒って妨害、
そのため争いとなってドンファンが殺してしまう。

しかし、そのことを隠し埋葬してしまった。

やがてこのことがバレ、
だまされて葬儀を行った僧たちが怒り、

ドンファンを寄ってたかって叩き殺したが、

「彼が死んだのは、
 死者の石造の前を通った時、石像が倒れてきたからだ。

 つまり、彼は神の怒りに触れたのである」とウワサを流し、殺人を隠蔽した。

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こう云った伝説から、
様々な文学作品が生まれ、オペラにもなったらしい。

どっちの説も面白いけど、
坊さんたちが殺した、と云う方が生臭くて、

リアリティーがあるかな。(笑)

最近、「紀州のドンファン怪死事件」や、
「日大アメフト騒動」が、

テレビのニュースバラエティーをにぎわしてますが、
その多くが、週刊誌報道の後追いをしてるように見える。

はなはだしきは、
「きのう発売の週刊誌にはこうありましたが」なんてやってる。

テレビと云うのは、
その速報性が武器のはずなのに、

一週間遅れで報じる週刊誌の報道に頼ってる。

してみると、
テレビの取材力、と云うのはそれほど脆弱なのかね。

売れなくて、
「赤字だ、赤字だ」と言ってる週刊誌なんかより、

常に巨額黒字を出してる
テレビ局の方が、「金はあるはず」なのに、ね。




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