漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

自由と混乱

2017年10月18日 | 政治・経済・こぼれ話
ここしばらく北朝鮮がおとなしいですね、
ミサイルも飛ばないし、水爆実験の話も聞かない。

さては朝鮮半島の近海で、
アメリカの軍艦が、にぎやかに展開してるのを警戒してのことか、

それとも中国で、
五年に一度と云う、共産党大会があるから自粛してるのか。

はたまた、
日本が総選挙中だからと遠慮してのことか、

・・・まぁ、それはナイか (笑)

きのう国連で、
北朝鮮の元国家幹部が、

こんどの経済制裁は、
 「これまでになく厳しい」から、

(北朝鮮と云う国家が)
「1、2年もつかどうかわからない」とし、
「明らかに多くの人が死ぬだろう」とも言ったと云うニュースが流れました。

この人は国を捨て亡命中の人ですからネ、
自身の願望も込めての言葉だろうから、

そのつもりで聞く必要はあると思うが、

彼の国の、
国民生活が破たんして、餓死者が出るような事態は素人にも予想できます。

先日、ある学者が、
古代ギリシャの論説をひいて

現在の北朝鮮で行われている、
「独裁政治の無責任さ」、

中国共産党による、
「寡頭政治の、図々しさと横柄さ」を取り上げて述べつつ、

日本やアメリカのような「民主政治」にも、

その自由さと平等さゆえに、
「混乱と無秩序を生み出す危険がある」と警告してました。

現実に「混乱と無秩序」ゆえに、
分裂した有力政党もあるようですから、

「自由と平等」も、
扱いを誤ると、国家の破滅につながる危険性はあるよ、と云うことなんでしょうね。





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