漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

ボス潜入

2018年03月01日 | テレビ 映画 演芸
このごろワリとよく見る番組、
それが、BS・NHKの「ボス潜入」。

その宣伝文句です。

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大手企業の社長や役員
「ボス」が、素性を隠して自社の現場に潜入、

会社の課題や誇れる人材を発見。
その後、共に働いた従業員を本社に呼び、正体を告白、

課題解決策を提示する。

日頃あまり目立たない現場の従業員こそヒーローになる、
痛快ファクチュアル・エンターテインメント。

イギリス発海外人気番組「アンダーカバーボス」の日本版。

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ゆうべは下着メーカー大手の「ワコール」。

某銀行の行員が、
取引のある会社の現場で一日体験をするという設定で、

社長が変装して、いくつかの職場を回ってました。

銀行員の一日体験だからお客サマ扱いかと云えば、さにあらず。

倉庫ではかなりハードな力仕事をさせられたり、
店頭では、通行客へのビラ配りをやらされたり・・・、

実は社長なんですけどね。(笑)

もっとも前回の会社では、
ナント、社長がトイレ掃除をやらされてましたから、

それに比べりゃまだましかな。(笑)

さてひと月ほどのち、
その現場の鬼教官たちが、本社などへ呼び出される。

日ごろそんな処に縁のない現場の社員たちは、
内心に不安を抱えつつ、首をひねりながら集まってくる。

一堂に集められた彼らの前に現れるのが、
先日、一日体験で来たオジサン銀行員、

彼が入って行くと、
集められた社員たちは一様に怪訝な顔。

そこでジャジャジャジャーン、
「この方をどなたと心得る」と黄門さんが印籠を出す如く、

「実は当社の社長なるぞ」と身分を明かすと云う仕掛け。

この時の社員たちの、
「やっちまったかぁ」と云う表情も、

この番組のウリのひとつ。(笑)

社長とは云っても、
創業者の一族だったり、エリート社員だったりで、

現場経験のない人が多く、
わずか数日の体験ですが、彼らにとってもいい経験になったようです。

あ、勿論この番組、
社員たちを懲らしめるのが目的ではないので、

現場社員たちの懸命な働きぶりへの評価や、
現場を知らなければ気が付かない課題への解決方を示唆しての、

大団円となります。





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