イラクの北部、クルド人が多く住む地域で、
「クルド国として独立するかどうか」を問う選挙が行われようとしています。
この地域、クルド人が多数とは云っても、
他の民族もかなり住んでいるので、
クルド人が絶対的な権力を握る独立に反対の人も多い。
イラク政府もまた、
独立には反対の立場ですから、選挙はやらせたくない、
かくて、
賛成派、反対派入り乱れての抗争に発展しかねない形勢です。
クルド人を独立に駆り立てている要因一つに、
この地域が、豊富な埋蔵量を誇る油田地帯だ、と云うことがあります。
「クルド人のためのクルドの国を」と云う民族主義だけではないのですね。
民族主義が盛り上がると、
「俺たちの財産は俺たちで管理しよう」と云う機運も盛り上がる。
油田があるから、
「独立してもやっていける」と云う気にもなる。
イギリスの北部、
スコットランドの独立運動と似てますね。
あそこも北海油田を抱えてますからね。
ほかにも、スペインのカタルーニャでも、
独立を問う選挙が10月の1日にも予定されてますが、
こちらも政府は反対の立場で、揉めてます。
この地域は油田とは関係ないのですが、
地中海に面し、フランスとも国境を接する地域で、経済的にも豊か。
有名な観光資源、
サグラダファミリアもこの地域にありますからね。
以前から、「俺たちの税金が、
他の貧しい地域に使われている」と云う不満が根強く、
独立志向の強い地域です。
これらの独立運動が、
民族主義、ローカリズムであると同時に、経済問題であることも分かります。
つまり、
「独立した方が豊かになれる」と云う意識が独立運動を後押ししてる。
日本で云えば、
もし沖縄に大油田があったとすれば、
「俺たちの石油は俺たちで管理する」と、
沖縄の民族主義が盛り上がり、独立闘争が始まるようなものですね。
いや、北海道だって四国だって、
大油田が発見されれば、同じようになる可能性はある。
ただ、まぁ、
幸か不幸か、いずれの地域も、
独立したら、
今より貧しくなりそうで、そこまでの機運はないようですが。
「クルド国として独立するかどうか」を問う選挙が行われようとしています。
この地域、クルド人が多数とは云っても、
他の民族もかなり住んでいるので、
クルド人が絶対的な権力を握る独立に反対の人も多い。
イラク政府もまた、
独立には反対の立場ですから、選挙はやらせたくない、
かくて、
賛成派、反対派入り乱れての抗争に発展しかねない形勢です。
クルド人を独立に駆り立てている要因一つに、
この地域が、豊富な埋蔵量を誇る油田地帯だ、と云うことがあります。
「クルド人のためのクルドの国を」と云う民族主義だけではないのですね。
民族主義が盛り上がると、
「俺たちの財産は俺たちで管理しよう」と云う機運も盛り上がる。
油田があるから、
「独立してもやっていける」と云う気にもなる。
イギリスの北部、
スコットランドの独立運動と似てますね。
あそこも北海油田を抱えてますからね。
ほかにも、スペインのカタルーニャでも、
独立を問う選挙が10月の1日にも予定されてますが、
こちらも政府は反対の立場で、揉めてます。
この地域は油田とは関係ないのですが、
地中海に面し、フランスとも国境を接する地域で、経済的にも豊か。
有名な観光資源、
サグラダファミリアもこの地域にありますからね。
以前から、「俺たちの税金が、
他の貧しい地域に使われている」と云う不満が根強く、
独立志向の強い地域です。
これらの独立運動が、
民族主義、ローカリズムであると同時に、経済問題であることも分かります。
つまり、
「独立した方が豊かになれる」と云う意識が独立運動を後押ししてる。
日本で云えば、
もし沖縄に大油田があったとすれば、
「俺たちの石油は俺たちで管理する」と、
沖縄の民族主義が盛り上がり、独立闘争が始まるようなものですね。
いや、北海道だって四国だって、
大油田が発見されれば、同じようになる可能性はある。
ただ、まぁ、
幸か不幸か、いずれの地域も、
独立したら、
今より貧しくなりそうで、そこまでの機運はないようですが。