漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

晴ァれた空ァ、しィろい雲ォ~

2017年09月22日 | せけんばなし
はるかむかし、
いまから46億年ほども前、

そのころの地球はできたてで、
地表は熱くて高熱、降る雨は瞬時に蒸発し、

厚い雲となって地球をおおっていた。

そんな原始地球が生まれてから、
5億年ほども経ったころ、

雲に覆われていた地表が冷めだし、

降る雨もすぐには蒸発しなくなり、
ついには水たまりさえできるようになった。

水たまりは広がり、やがて海となり、
その分、雲は薄くなり、その切れ間から青空さえ覗かせるようになった。

まだ生命はなく、
海の水はまだ塩辛くさえなかっただろうが、

そこにはすでに、

広々とした海と青い空、
広大な陸地と高い山と云う風景が広がっていた。

先日何かで読んだ記事に、
一般の中国人旅行者が日本に来て感激することのひとつに、

「青い空ときれいな空気」があるとあった。

今朝のニュースによると、
中国政府が日本への旅行を制限する方針だそうだ。

そこにはいろんな理由があるのだろうが、

もしかしたら、普通の中国人たちに、
「空ってこんなに青いんだ」と、気づかせたくない、と、

彼の国のエライ人たちが思ったのかもしれぬ、

・・・などと、ふと、思ったのであります。





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