中国が、戦闘機などを積める航空母艦、
つまり浮かぶ飛行場ですな、その三隻目を進水させたそうです。
もともと空母は三隻あってこそ機能するのだそうで、
一隻が任務についてる間に、
もう一隻はドッグへ入り整備を、今一隻は訓練用に必要と云うわけです。
つまり三隻でローテーションを組んで運用する。
これで中国も威風堂々、
アメリカに対抗する海軍としての形が整ったと云う分けです。
処できのう、
ネットのニューズウイーク日本版に、こんな記事が。
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第2次大戦時のミッドウェー海戦のように、
空母を中心とした艦隊の激突が21世紀に再現される可能性は低い。
今や攻撃の主役は潜水艦や対艦ミサイルであり、空母はその標的になりやすい。
そもそも冷戦終結後のアメリカが空母を実戦で使ったのは、
海からの攻撃に無防備な国(イラクやリビア)に対してだけだ。
中国の意図も同じだろう。
中国は巨大空母を
弱小国に対する威圧や懲罰に使いたいのであり、アメリカと戦うつもりではない。
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どうやら空母は、
実際の戦闘現場で使う戦力としては時代遅れになりつつあるらしい。
中国の狙いは、
対アメリカ用の戦力と云うよりも、それ以外の弱小国を脅す武器と云うことにあるらしい。
この記事はこうも書いてますからね。
「現に南シナ海で、
ほとんど誰にも邪魔されずに人工島を造ってきた中国は、
アジアにおけるアメリカの軍事的存在感が
今よりも低下する時代を見据え、
“アメリカ以後” のアジア太平洋で
周辺国を威圧するために空母を使う気なのだ」と。