漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

言ってミテェーよぉ。

2009年11月27日 | Weblog
世に、競馬新聞は多けれど、
その予想を頼りに「財を築いた」と云う話は、今だ聞いたことがない。

同じく、経済の専門家と称する先生方が、
自己の見込みに従って大相場を張り「財を築いた」と云う話も聞かない。

テレビのワイドショーなどには、数多くの経済専門家が登場するが、
その経済予測で、
「財を築いた」と自賛する人も見かけないから、
自分の予想が宛てにならないことは、御自身でよく御承知なのだろう。

つまりは、先行きのことなど、誰にも分からないのだ。
   
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  一時は1ドル84円台に突入
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今日の朝方、
東京外国為替市場の円相場が急伸し、
一時は、1ドル=84円台と、14年ぶりの円高水準になった。

東京株式市場も、この円高を嫌気して平均株価を下げた。

このまま円高が続けば、
輸出企業の業績悪化や株価下落に伴う景気腰折れ、
また、
輸入物価の下落を通じてデフレが深刻化する懸念が一段と強まることになる。

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何も知らない人がこのニュースを読めば、不安になること確実、

なにしろ、良いことはひとつも書いてない、
間もなく日本経済が崩壊するのではないか、と、心配しておかしくない。

しかし、
こんな記事は何十年も前から繰り返されているから、
羊飼いの少年の「狼が来たぞ」と同じで、大して驚かない。

「円高」には、確かにマイナスもあるが、プラスもあると分かっているから。

単純に考えても、
タンスの底に眠っている千円札は、
一年前なら、10ドルだったが、今では12ドル近くに増えているのだ。

そう思えば、少しは心が落ち着くし、
何よりも、一ドルが360円だった昔より、今は、よっぽど暮らしやすい。

だって、Gパンが千円以下で買えるんですからネ。

それにしても、
「金(きん)」が、こんなに高くなるなら、
「チョッと一億円ほど買っておけば良かったヨ。」、・・・な~んて、ネ、

そんなこと、言ってみてぇ~~~~~ナァ。






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