漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

“空飛ぶクルマ”四千万円也

2018年03月07日 | せけんばなし
むかし、“ボンドカー”と云うのがありましてね、
映画「007シリーズ」でジェームス・ボンドが乗り回すクルマ。

走ってる途中でナンバーがくるっと変わったり、
ボディから機関銃がせり出したり、

追いかけてくる敵のクルマめがけて煙幕を噴出させたり、

今から思えば単純素朴な発想ですが、
当時としては、そのアイデアの奇抜さに大喜びしたモノです。

なにしろ、当時のクルマは高級品、
速く走るだけで値打ちがあった時代ですからね。

今朝のニュースによると、
スイスで行われているモーターショーに、こんなクルマが登場したそうです。

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オランダのベンチャー企業が発表したクルマは、

屋根の上に、
折りたたまれた状態のハネが付いており、

このハネをヘリコプターのように広げ、
およそ500キロの距離を飛べるということです。

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驚くのは、
この“空飛ぶクルマ”がアイデアだけでなく、

「実用化された」と云うこと。

なんでも
価格は日本円でおよそ4000万円と云う事ですが、

この価格、
珍しモノ好きの金持ちなら、「安いっ」と思うのではなかろうか。

実際にも、世界各国から注文が来ており、
来年から順次、納車する予定だということです。

う~む、

現実は、007の原作者、
イアン・フレミングの奇抜な発想を越えてしまったらしいや。






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