漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

「長崎タイヘン・熊本メイワク」

2018年12月24日 | 事件
今朝のニュースが、
「インドネシアの津波による死者222人」と報じてました、

この津波が、
「突然の津波」だったそうで、

地震と云う前触れなしの大津波、
そのため被害者数が大きくなったようなのです。

なぜこんなことが起きたかと云えば、
かなり離れた島で起きた火山の活動により山肌が崩落、

その土砂が海に流れ込んで津波を発生させ、
その津波がまた遠く離れた陸地まで到達、大被害となった、

と、テレビで学者さんが説明してました。

日本には昔から
「島原大変肥後迷惑」と云う熟語がありましてね。

今風に言いなおせば、
「長崎タイヘン・熊本メイワク」。

辞書にも載ってます。

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【島原大変肥後迷惑】しまばらたいへん ひごめいわく

寛政4年(1792)の雲仙岳噴火活動によって起こった災害。

雲仙岳の火山性地震により、
山崩れが起こり、

その土砂が有明海に流れ込んで津波が発生、

その津波が
対岸の肥後・天草に達し、大被害となった。

死者約15000人を出し、国内最大の火山災害といわれる。

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それにしても江戸時代、
死者一万五千人と云う津波があったんですね。

死者数で云えば東日本大震災と同じ規模。



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