漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

風が吹けば

2022年07月11日 | せけんばなし

日本の中学生以下、
つまり子供の数は去年、ついに千五百万人をきったそうです。

この数字は、私が子供だった頃の半分以下。

別に人口が減ったからと云って、
日本の国が亡くなるわけではないが、

私のような年寄りが長生きしてる現在、

少数の若者が、
大量にいる年寄りの暮らしを支えると云う、

いささかいびつな構造が、このままではますます激しくなるだろう。

そこで若者を増やし
活力ある日本を支えるためにも人口増が求められるわけだが、

しかし残念ながら、
今の日本の女性が生涯に産む子供の数は二人に満たない、

つまり世代交代が進めば進むほど人口が劇的に減っていく状態。

ただ女性でも、
結婚してる人たちは、平均で二人ぐらいは産んでいる。

フランスなどでは、
シングルマザーを優遇することで人口減の対策としているようだが、

日本でそれをやっても、
文化的、情緒的にあまり効果は期待できないように思う。

つまり、日本人にはまだまだ、
子供は結婚した夫婦が育てるものと云う意識が、男女ともに強いのだ。

そこまで考えると、
子供を増やすためには、若い子の結婚を増やせばいいのだと気がつく。

てな事をここまで書いて来て、
薄々「風が吹いたら桶屋が儲かる」みたいな話になりそうだなと

自分で気付きながらも、
まぁ、明日からももう少し書いてみます。

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。