漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

勝者なき「生き残れてよかった選挙」

2017年10月27日 | 政治・経済・こぼれ話
「大義がない」と言う、
マスコミの大騒ぎで始まった今回の選挙、

一時は“首相候補か”と騒がれた小池さんも、
急上昇のあとの急降下、

終わってみれば、
自民党の圧勝と云う結末で、国会の勢力図は変わらず、

まぁ、元の木阿弥。

私なんかは、
これなら何十億円もの大金かけて選挙なんかやる必要はなく、

国会で、シャンシャン総会でもして、
全員一致の「任期延長」で済ませたらよかったのにと、思いましたね。

終わって一番思うのは、
今回は「勝者なき選挙」だったこと。

自民党もわずかながら議席が減っているので、
「勝った、勝った」とは言いにくかろうし、

同じく微減の公明党はもっと言いにくい。

希望の党は当初の目論見、
小池旋風のおこぼれ目あてが外れたし、

立民も、伸びた伸びたとは云っても、
政局を動かすには程遠い数、

前身の民進党から見れば、勢力を増したとは言い難い。

元民進議員さんたちのホンネを言えば、
(党名は変わったが)「存続してよかった」と云う処ではなかろうか。

共産党も半減の大敗で、、
いつも強気の志位さんも、さすがに意気上がらぬようす。

つまり、今回の選挙は、
山尾志桜里さんや小沢一郎さんに象徴されるような、

「生き残れてよかった選挙」だったのではなかろうか。



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