年の初めの ひと遊び、
万葉集にある大伴家持の歌を元ネタに、ご挨拶代わり。
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あれこれ心配したかて、どう成るもんでもなし、
ま、ま、今日は正月や、
まともな話はそれぐらいにして、
酒でも ようさん呑んで笑おうやないか、
な~んや、そっちでは誰か、泣いてるんかいな、
まぁ、泣き上戸もええやろ、
えらそうにモノ言うてる奴らより、
酒飲んで泣いてるぐらいの方がましかもしれへんで、
なぁオイ、お前らもそう思わんか、
酒は「百薬の長」やて、昔の人もうまいこと云うてることやしな。
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元ネタ、太宰帥(だざいのそち)
大伴旅人(おおとものたびと)卿 「酒を讃むる歌」より。
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験(しるし)なき ものを思はずは
一杯の 濁れる酒を 飲むべくあらし
酒の名を 聖と負せし 古の
大き聖の 言の宜しき
賢(さか)しみと 物言ふよりは
酒呑みて 酔ひ泣きするし 優りたるらし
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