漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

中国さん、ちょっとヘンねぇ

2022年07月16日 | 国際情勢


中国がちょっと変ですね、今朝、こんなニュースが。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 中国の鄭州市では7月10日、
 約3000人の市民が中国人民銀行鄭州支店の前で

 「習近平の『中国の夢』は破れた」、
 「李克強総理は金を返せ」などとの横断幕を掲げて、

 デモ行進や集会を実施していたところ、
 白ずくめや黒ずくめの服を着た暴漢が市民に殴りかかり、

 多数の負傷者が出るという事件が起こった。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

デモの原因は、
この銀行が予告もなく預金封鎖をしたこと。

なぜそんなことしたかと云うと、
銀行が不動産業者に貸し付けた金が焦げ付きそうになり、

手元の現金が不足しそうになった銀行が、
大慌てのすえ、預金者無視の強硬処置をとったらしい。

そらまぁ、
自分の金が使えないんじゃじゃ、預金者は怒りますよね。

デモが大規模化したため、
困った銀行側が警察を呼んだが手を付けられない。

そこで呼んだのが、
黒社会の構成員、日本で云う暴力団と云う分けですな。

ヤクザですからネ、
問答無用で暴力を振るえばケガ人も続出しますわな。

そもそも中国の銀行と云うのはその殆どが公営なんだそうです。

つまり日本で云えば、
支店と云えども県や市のような地方の行政府が経営してる。

しかもこの地方行政府の独立性がかなり強いらしいんですね、
独立性が強いと云えば聞こえはいいが、つまりは地方ボスのやりたい放題。

預金封鎖の原因となった不動産バブルの件でも、
「金を払ったのにマンションが建たない」と云った不満を言う市民には、

「お前はコロナだ」と通達を出し、
「家から一歩も出られなくし仕事もできなくするぞ」などと脅して

黙らすなどと云うことを、
地方の行政府がしていたなどと云うハナシもある。

鄭州市と云えば人口一千万の大都市、

東京並みの人口を抱えている街での騒動ですからね、
地方と云っても田舎の村長さんが横暴だなどと云うレベルではないのです。

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。