漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

見掛けにゃ拠らネェ

2009年09月01日 | 政治・経済・こぼれ話
現在、NHKの朝ドラで主演中の多部未華子さんは19才、
どちらかと云うと童顔で、可愛いと云う言葉がピッタリの美女ですね。

もし彼女が、
今、日本で流行中の、カワイイ系のファッションに身を包み、
ニューヨークかどこか、
アメリカの大都市を歩いたら、中学生ぐらいに見られるかもしれない。
  
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  子供と間違え投票用紙渡さず 
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今回の総選挙で、神奈川県の投票所へ、
母親とともに来た女性(21)を、未成年と思い、用紙を渡さないミスがあった。

女性は母親と共に投票に訪れ、
整理券を提示して小選挙区の投票を済ませ、
続いて、比例代表の投票用紙を受け取ろうとしたが、
担当職員が、親と一緒に来た子供と思い込み、用紙を渡さなかった。

女性は怒って投票しないまま帰宅し、市選管は棄権として処理した。

同選管の事務局長は、
「国民の最高の権利が行使できずに申し訳ない、謝罪したい」と話している。

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普段、
身分証明を持って歩く必要が無いのは、
世の中が平和な証拠で、いい事ですが、証明書の必要な時、困る事があります。

今回のように役所で手続きする時や、銀行で貯金を下ろす時など。

大概の場合は運転免許証を提示すれば、
写真もあって大丈夫なのですが、
免許の無い人の場合、健康保険証ぐらいだと、写真も無く頼りない。

貯金なんかが、簡単に降りたりすると、
ニセの健康保険証でも、カネを渡すのじゃないかと思ってしまうぐらいです。

上方落語の桂吉坊さんは、
「よくエナリカズキさんに間違われる」と云う、童顔で短髪の二十八歳。

先日も、タクシーに乗ったら、「高校生ですか」と尋ねられたとか。

処が、この「高校生風二十八歳」は、
中々どうして、
一旦、高座に上がれば、満場の客を話に引き込むほどの腕を持つ青年なのですよ。

私などは、未来の名人間違いなしと思っているほど。

ユメユメ、人を見かけで判断したりするモノではないのです。

今回の事件の場合、
女性が怒る気持ちは尤もだし、
担当者のミスで処理されてしまうのでしょうが、
しかし、では、本人確認はどうするのか、と云う問題は残る。

第一、今のシステムでは、
年齢相応の他人が来て、投票しても見破れない。

職員のカンによる判断に任せ、
ミスが表面化すれば、担当者の謝罪で済ますと云うのは無責任でしょ。

笑い話で済まさず、
もう少し真剣に考えるべきかもしれない、

選挙だけじゃなくて、身分証明と云うこと全般を、ネ。






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