漫筆日記・「噂と樽」

寝言のような、アクビのような・・・

流行り病

2020年01月21日 | 事件
港町、上海から、
揚子江を遡ること七百km、

つまり、
東京大阪間を往復するに近いほどの距離を行くと、

やがて漢江と云う大河が、
揚子江へ合流してくる地点に出る。

そこに開けた一千万都市が「武漢」、
コレ、中国語では「ウーハン」と発音するのだそうだが、

その武漢で「新型肺炎が流行」と云うニュース。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~

武漢市当局は19日、

新型コロナウイルスによる肺炎で、
新たに17人の発症が確認されたと発表した。

これで患者は62人となり、
うち死者は2人、重症者は8人となった。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~


先日は日本でも、
中国帰りの患者が一人出て騒ぎになってました。

死者2人と云うのは、
人口十四億の国から見れば、とるに足りない数字ですが、

肺炎が伝染病であること、
また病原菌が新型ウィルスと云う事もあって大ニュースとなってます。

実際、
今朝の新聞では、

中国の習近平国家主席が、
「全力で感染防止を」と呼びかけたという報道もあります。

本日1月21日を、
旧暦で云えば「十二月二十七日」、

つまり太陰暦を使ってる中国からは、
もうすぐ正月休みを利用した観光客がどっと日本へも来る季節。

なんだか、関西に暮らしていても落ち着かない。

しかし、
武漢から大阪までの距離は二千キロもあるのに、

それでも、
風邪がうつりはせぬかと心配せねばならぬとは、

地球も狭くなりましたなあ。







コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。