きのうの続き。
社民党の前身は「日本社会党」、
かっての野党第一党、自民党とことごとく対決した有力な政党でした。
この党が掲げていた主張の一つが「非武装中立」、
まぁ、簡単に云えば、
「自分たちが武装しなければ、戦争にならない」のだし、
どこかで戦いが起こっても、
「どちらにも味方しない」のだから戦争に巻き込まれることもない、と云う考え方。
ただ、そうなると、
それでもどこかが攻めて来たらどうするのか、と云う事が気になる処ですが、
非武装中立論を展開していた人の多くは、
「話し合えば分かる」とか、
「攻めてくるとはどこの国が攻めてくるのか」と逆質問することで相手を黙らせていました。
そのころの日本社会党は、
社会主義の国々を支持してましたから、
仮想敵国として、うっかり「中国やソ連、北朝鮮」などの名を出そうものなら、
「お前はまた戦争をする気か」と非難されるし、
また「それは軍国主義者の考えだ」と糾弾されるから、黙るよりなかったのです。
当時、悲惨な敗戦を経験して間の無かった日本国民は、
心の底から「戦争はイヤだ」と思ってましたから、
「好戦的」とか「軍国主義的」と非難されているだけで、アノ人は悪い人だと思ったし、
例え根拠の無いことでも、
そんな評判を立てられたら、それだけで言論人としての資格を失うに等しかった。
また一度でも、
そんなレッテルを貼られると、人間としての社会的信用さえ失いかねなかった。
そんな時代でした。
さて、時代は移り、現在の社民党となったのですが、
今も支持する人々の多くは、
「戦争だけはイヤだ」と云う素朴な思いをこの党に託している処がある。
「非武装中立」や「戦争はイヤだ」と云う思いが強くなると、
「軍事施設は悪だ」となり、
「軍事の話などするだけでも汚らわしい」となるのもムリはない処がある。
そう云う人たちにとって、
米軍の軍事施設などと云うものは、
「戦争目的の悪魔の要塞」に思えるだろうし、
「この世から消えるべきもの」となるのだろうナ、と、まぁ、私は推測しているです。
だから、社民党党首福島瑞穂氏が、
ホンネはどうか知らないが、
当面、超強硬に振舞うのは、仕方ないのだろうな、とも、思っているのですよ。
社民党の前身は「日本社会党」、
かっての野党第一党、自民党とことごとく対決した有力な政党でした。
この党が掲げていた主張の一つが「非武装中立」、
まぁ、簡単に云えば、
「自分たちが武装しなければ、戦争にならない」のだし、
どこかで戦いが起こっても、
「どちらにも味方しない」のだから戦争に巻き込まれることもない、と云う考え方。
ただ、そうなると、
それでもどこかが攻めて来たらどうするのか、と云う事が気になる処ですが、
非武装中立論を展開していた人の多くは、
「話し合えば分かる」とか、
「攻めてくるとはどこの国が攻めてくるのか」と逆質問することで相手を黙らせていました。
そのころの日本社会党は、
社会主義の国々を支持してましたから、
仮想敵国として、うっかり「中国やソ連、北朝鮮」などの名を出そうものなら、
「お前はまた戦争をする気か」と非難されるし、
また「それは軍国主義者の考えだ」と糾弾されるから、黙るよりなかったのです。
当時、悲惨な敗戦を経験して間の無かった日本国民は、
心の底から「戦争はイヤだ」と思ってましたから、
「好戦的」とか「軍国主義的」と非難されているだけで、アノ人は悪い人だと思ったし、
例え根拠の無いことでも、
そんな評判を立てられたら、それだけで言論人としての資格を失うに等しかった。
また一度でも、
そんなレッテルを貼られると、人間としての社会的信用さえ失いかねなかった。
そんな時代でした。
さて、時代は移り、現在の社民党となったのですが、
今も支持する人々の多くは、
「戦争だけはイヤだ」と云う素朴な思いをこの党に託している処がある。
「非武装中立」や「戦争はイヤだ」と云う思いが強くなると、
「軍事施設は悪だ」となり、
「軍事の話などするだけでも汚らわしい」となるのもムリはない処がある。
そう云う人たちにとって、
米軍の軍事施設などと云うものは、
「戦争目的の悪魔の要塞」に思えるだろうし、
「この世から消えるべきもの」となるのだろうナ、と、まぁ、私は推測しているです。
だから、社民党党首福島瑞穂氏が、
ホンネはどうか知らないが、
当面、超強硬に振舞うのは、仕方ないのだろうな、とも、思っているのですよ。