残酷

府立体育館にて第二回関西ジュニア大会です。面白い試合もあれば全然面白味のない試合もあり様々ですね。

最近の試合会場で少し変わったな、と思う事がありました。

少し前まで負けた我が子にキレまくる親が様式美と言えるほど涌いており辟易したものですが啓発が功を奏したのか最近見かけないような気もします。

代わりに涌いて出たのがムービー母さん(父さん)。負けて泣く子に敗戦動画を見させております。あーあ…と思いその場を通り過ぎ少し経って戻ってきたら余計に泣いている少年。

母ちゃんは気が済んだのか子供放置でスマホいじいじ。毒親ってこういうことですか？悪気無くしているのが殊更残酷。きっと勝ち動画をSNSにアップしたかったんだろうなあ(笑)

そして子供じゃなくその子供を育てる自分を賞賛して欲しかったんだろうなあ…
こういう手合いは敗戦動画はアップしないでしょう。

スポーツ・勉強とジャンルを問わず勝ちに繋がる親の在り方ってあると思います。虎の子は虎、犬の子は犬。逆を言えば虎の親は虎だし犬の親は犬なのでしょう。

親の希望や感情をなぞり書きさせるだけだと親以上になるのは難しいでしょう。よく見ると自分のうだつの上がらない少年少女期にそっくりではないですか？(苦笑)

証拠の少ない世代で良かったですね。




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