未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

振る 叩く

2017-12-29 23:32:12 | 日記
観音寺に来ると恒例の薪割り。前回は四十肩真っ盛り状態で出来なかったので今回張り切って割っておりますと握力が奪われていくのを感じました。

最近バットダンベルを毎日振って鍛えていたのでサクサク割れるだろうと思っていましたが、衝撃が有るのと無いのとでは全然違うのですね。夕食の時間になっても箸が上手いこと使えませんでした。無駄な力も入っている可能性があります。

帰ったらタイヤを調達しにいかないと。




.

船中凡策

2017-12-28 13:27:39 | 日記
私が冬休みに入るのを待ち焦がれていた息子を連れて両親の住む香川へ向かうフェリーの中であります。1日2日は自宅でgreat journey of karateでも観ながらボケっと過ごしたかったのですが、世間はまだ仕事納めの所が少ないらしく混み合っていないので久々にストレスのない船旅が出来ておりコレはコレで良かったのかな。

とはいえ5時間は辛いので書店に寄って気になっていた本を手に入れて読んでます。親としては勿論、指導に役立つかなと。

先週、嬉しい事があったのです。
小さい頃から通っていてその頃どちらかといえば問題児寄りだった子が居るのですが早いもので6年生になりました。その子が稽古終わりにフリーダムな白帯の子に「話聞く時は云々」と優しく声を掛けていました。昇段レポートが未提出だったのでその催促をする序でにそこを褒めたのですが知らない内に随分成長したものだなと。そして私が見逃している個々の進化はかなりあるのだろうとも思わされました。

この著書の序盤に『特に親や指導者は、子どもの一挙一動に好奇心を持つことです。少しでも何か変化はないでしょうか。その一挙一動に、子どもなりのどんな工夫や思いやり、善意がひそんでいるでしょうか。それらに気付けたら、それを口に出して伝えることです。』

空手道場ですから技術に目が行きがちですが、やる気を引き出す一手としてそれ以外を拾っていくのも必要なんですね。特に初級は出来てない部分が目立つだけに返事が出来たら即褒めるとか。そう考えるとかなり未熟です。

息子は宿題の算盤。心配は尽きませんが子供はなんやかんやで色々学んで進んでいるんですね。寧ろ考えが止まっているのは大人か…

媚びる形にならない程度に褒めて叱る。空手だけ出来とってもあかんぞお前、と自戒しながら読み進めております。どう自分の言葉として伝えていくか。言葉がどストレートな自覚はあるのでその辺りも勉強です。



では皆様よいお年をm(__)m





.

only出稽古one

2017-12-26 23:12:16 | 稽古
さて今年最後の週、一般部は何をしようと考えていると神戸から松元一級が出稽古に来て下さいました。郷田道場は昨日が稽古納めだったみたいですね。

結局そのまま誰も来なかったので基本稽古の後は来月の昇段審査に向けて2分×10の組手を敢行。10人組手の相手は当然色んなタイプが居ますから少しずつ攻め方を変えたり強弱を付けたりとあれこれ私も試みてみましたが松元さんは最後まで素晴らしい動きで止まる事なく折れる事なく完遂。その後形も綺麗にこなし拳立てスクワット×50。もう合格差し上げていいんじゃないですか(笑)

そして稽古の後、筋トレの合間に正座した時違和感が。内腿への下段を受け続けた脚が腫れてきて正座しづらい٩(๑❛ᴗ❛๑)۶帰宅後風呂に入る頃にはもう少し腫れてこんな良い色に。

マンツーマンが初らしい松元さん。私もとても良い練習になりました。どうせ痛いのなら楽しめる組手が良いですね。ありがとう御座いました。




.

間 合

2017-12-15 10:38:36 | 稽古
間を合わす、で間合です。
間に合う、間に合わせ等生活の中にも馴染みのある言葉。距離だけの話ではなく時間としての間も間合には存在しています。

結果に対応するのでは手遅れ。それは政治家や教育委員会に任せておけば良いのです。起こりに対応する。そこを掴むのが間合。一秒の中にある無限を掴むような感覚だろうなと私は考えていますが。

先日の全日本でこのままではいかんと強く感じたのは何だったのかと振り返ると間合の欠如。勿論全員がそうではありませんがその流れには全員流されてますね。せめて我々の生徒だけでも救済せねばと。今の選手はもう変われない。なら十年後に一石を投じる子が出るのを私は願いましょう。そこを稽古する子が試合に興味を持つかは分かりませんが(苦笑)




.

昇段レポート

2017-12-11 21:37:12 | 稽古
川西教室の二人がレポートを持って来ました。しっかり一週間で仕上げてくるのは偉い。私が小学生だったらきっと忘れて忘れて保留になっていたでしょうね(; ͡° ͜ʖ ͡°)

内容も二人ともよく書けています。晴心は担任の先生に、瑠夏はご両親にチェックもしてもらったそうでそれだけで黒帯への気持ちが分かりますね。

そして今回は二人のレポートを3人で回して読んでみました。結果、晴心のレポートに誤字がまあまあ在りました(笑)それをどんどん見つけていく瑠夏先生。担任の先生は何を見てたんだ…

低学年の頃から一緒に稽古してきた二人ですから恥ずかしがる事も余りなく、楽しそうに読んでいました。これも有りだななんて思いながらもう少しで卒業だなと淋しくもあり。

黒帯の文武を示すためにも教室の皆んなで回し読みを恒例にしても面白いかもしれませんね(笑)





.