栄久山妙善寺おしょうのつぶやきブログ

山梨県富士川町の栄久山妙善寺は身延山久遠寺を総本山とし永代供養・水子供養・祈祷・相談占い等を行う寺院の住職です。

彼岸の教え

2015年03月18日 | おしょうのつぶやき
〝暑さ寒さも 彼岸まで〟と言いますが 本当に暖かくなりました。
昨日は少し汗ばむような1日でしたね。 

この暖かさで 皆さんも気持ちよく お墓参りが出来ますね。

お彼岸には大切な教えがあります。

「自分よりも 皆を先に 彼岸(幸せの岸)へ渡す。」と言う菩薩行の教えです。

私達はついつい 自分の幸せを先に 願ってしまいます。

自分が彼岸へ渡る前に 先に皆が彼岸へ渡って 幸せになってもらいたいと 願う心が大切です。

自分が 自分がの 〝が(我)〟を捨てて 人を敬い思いやる心を大切にしましょう。

今日は彼岸入り 全ての人が彼岸(幸せの岸)へ 渡れますように。

      合掌   栄久山 妙善寺

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七転び八起き

2015年03月17日 | 日記
七転び八起き 何度も何度も失敗しても 歯を食いしばって起き上がって 頑張る姿勢を意味します。 

またそうした人は 成功するという意味も含まれています。

人生は 一生懸命に努力しても 失敗したり挫折したりする時があるものです。

そんな時に このことわざは また頑張ろう~と勇気が出ます。

七転び八起きかぁ~ それじゃ~ 転んだら また起きればいいかぁ~では 駄目です。

あくまでも 一生懸命頑張ったけど 駄目だったぁ~という時のことわざです。

転んだ数は 失敗の数ではありません。

次に起き上がって頑張れば 挫折や失敗から学ぶ事は 人生の財産です。

大切な事は どんな事があっても 起き上がり続ける事。

転んでしまった事も 何かの縁かもしれないと思って そこから 何かをいっぱい拾ってくるぐらいの ゆとりが 心になければいけませんよね。

神様は 必ず見ています。

あなたが転んだ数よりも

元気に起きるあなたの姿を・・・    

七転び八起き

      合掌   栄久山 妙善寺

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お彼岸

2015年03月16日 | おしょうのつぶやき
もうすぐ春のお彼岸がやってまいります。

3月18日は彼岸の入りです。

お彼岸は、ご先祖様のご供養をしたり、お墓参りに行ったりと、日本ではとてもなじみ深い行事です。

彼岸とは、彼の岸 苦しみや迷いのない悟りの世界を言い、そして苦しみや迷いの世界を此岸、此の岸と言います。

つまり、お彼岸とは苦しみ迷いの岸から、悟りの岸へと到達するという意味です。

お墓参りや、ご先祖様のご供養をするだけの行事ではなく、
手を合わせ祈る事の尊さを心から感じて、自分自身の心が此岸から、彼岸の世界へと到岸できるように、心の修行を行う大切な行事です。

間もなく迎える春のお彼岸 皆様の到彼岸を心より祈念申し上げます。

        合掌    栄久山 妙善寺

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お土産

2015年03月13日 | おしょうのつぶやき
先日 ある方から お土産をいただきました。

そのお土産は それを作るまでには 大変、手間暇のかかる 地元でも珍しい郷土料理でした。

早速食べてみると 味はもちろん 素材本来の香りも素晴らしく とても美味しかったです。 

いただいた方に 改めてお礼を言うと

「そんなに喜んでいただけたら 手間暇かけて作った方も 喜ぶと思います。」 と言われました。

その時 私は はっと!! しました。。

お土産を買ってきた時に 「有難うございます 美味しかったです。」 と言われることがありますが 

そのお土産を作ってくれた人も 喜んでいる とまで考えた事がありませんでした。 

お土産をあげて 喜ばれると あ~良かった と誰もが思うものですが そのお土産を作った人の事まで 思いやれる気持ちは なかなかできないものですよね。

人を思う 心の奥深い 大切な心を改めて 教わった様な気がします。

    合掌   栄久山 妙善寺

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受け止め方

2015年03月12日 | おしょうのつぶやき
昔 ある村の神社の鳥居が 突然たおれました。

村人たちは 「何か不吉な事が起きるのでは?」

「神様が怒っているのでは?・・・」 と とても不安になっていました。

そこに いつも神社で遊んでいる子供達がやって来て 倒れている鳥居を見つめ 

「神様は 自分のお家を こわして村を守ってくれたんだね。」と言いました

子供の言葉を聞いた 村人達は 心から神様へ感謝して 以前よりも神社を大切にするようになりました。

私達の生活の中でも 何か物が壊れたり 身に付けていた物が切れたりすると ついつい 不安になってしまう事がありませんか?

そんな時にこそ 「あ~守ってもらったんだ。」 と 思える心を持ちたいですよね。

どんな時でも どんな事でも 感謝の心で受け止める事が大事です。

物事はいつでも 良い方へ 良い方へ 受け止めましょう。

神様が 守ってくれますよ。

      合掌   栄久山 妙善寺

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