栄久山妙善寺おしょうのつぶやきブログ

山梨県富士川町の栄久山妙善寺は身延山久遠寺を総本山とし永代供養・水子供養・祈祷・相談占い等を行う寺院の住職です。

綺麗な花にはトゲがある

2015年01月29日 | おしょうのつぶやき
トゲがある・・・

あの人の 言葉には トゲがある。

綺麗な花には トゲがある などと あまり良い表現では使われない言葉です。

トゲのある花として 例えられるのが 薔薇の花ですが 薔薇のトゲは 何の為に?

実は あのトゲは 春先に出た芽を シカなどの動物達から 食べられないように 一生懸命に守る為なのです。

トゲが体を張って 薔薇の芽を守り抜くからこそ 薔薇は綺麗な花を 咲かせる事ができるのです。

私達から見たら 痛いトゲも 薔薇の花には大切な命の恩人なのですネ。

そう考えると あの人の言葉には トゲがあると 思っていても

もしかしたら 私を思って言ってくれた言葉かも・・・

そして実は 守ってくれているのかも 知れません。

そう思える 心を 持ちたいものですね。

   合掌   栄久山   妙善寺

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お釈迦様

2015年01月28日 | おしょうのつぶやき
人はなぜ まわりと比べたがるのだろうか?

人はなぜ 美しくなりたいと思うのだろうか?

人はなぜ 富や成功を手に入れたがるのだろうか?

大地(仏様)は そのようなことは 何も求めてはいません。

満開に咲いた花(人生)も 五分咲きの花(人生)も 蕾のままの花(人生)も すべて大地へ散り 大地(仏様)は 両手を差しのべて 受け止めてくれます。

一生懸命に頑張った人の 人生全てを 抱きしめてくれます。

人生には 良い時もあれば 悪い時もあるものです。

人と比べず 人を羨まず 

無理に もっと美しく もっと大きな花を と思わずに

今 自分に出来る事を 背伸びせず 自分らしく 

感謝と言う 肥料をまいて 歩いて行こうよ!!

大地(仏様)は 必ず あなたの味方だから・・・

大地(仏様)は いつも あなたを見ているから・・・

自分にしか 咲かせない花を 

自分にしか出来ない人生を

歩いていこう・・・ ファイト!!

       合掌   栄久山   妙善寺

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げんこつ

2015年01月26日 | おしょうのつぶやき
げんこつの痛み 子供の頃にいたずらをして オヤジにげんこつをされました。

痛い時に星が出るマンガのようですが げんこつをされた時に本当に 目の前に星が飛びました。

私達は 本当に痛い目にあった人でなけらば 痛みはわからないものです。

だからこそ 本当に心から 考え直すのだと思います。

今ではすっかり げんこつをされる事も ありませんが げんこつは子供を長い目で見た 愛の教えだったのではないでしょうか。

愛情があってからこその げんこつ。

悪い事は素直に反省して 正しい行いを学んでいかなければいけませんね。

子供の頃の げんこつの痛みを思い出し 教わった教えは次世代へ繋いでいかなけらば いけません。

今でも時々思い出す オヤジのげんこつ・・・

痛かったなぁ~

     合掌   栄久山 妙善寺

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福の神

2015年01月22日 | おしょうのつぶやき
幸せを運んでくれる福の神。

今年こそは ぜひ我が家へ来ていただきたいと

誰もが 願いますよね。

昔から 様々な福の神のお話が各地に言い伝えらえています。

貧乏神が福の神になる話や 貧乏神に意地悪をしたら 貧乏神と一緒に 福の神も出て行ってしまった話など

どの話も 心やさしい人達が 貧乏神も大切にして福を授かる話が多いようです。

人生も一見 嫌な事が多いと 落ち込んで 心をふさいでしまう事があります。

思うようにならなかったり 勝手な行動をしたり 人に迷惑を掛けたり
心ではわかっているのに 悪い行動をとった事が原因で 落ち込んでいませんか。

嫌な事があったり 落ち込んでしまった時こそ 人生の大切な教え 素直な心 感謝の心を持つ事が大切です。

貧乏神も福の神へと変えてしまう やさしい心 素直な心をを大切に

そんな あなたの心に きっと 福の神が来ますよ。

      合掌    栄久山   妙善寺

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大切な心

2015年01月21日 | 日記
昔々 ある村に一匹の牛がいました。

牛は 毎日 朝から晩まで荷車をひいて 働いていました。

「あ~あ 何でいつも こんなに重い荷車をひかなければならないんでろう。」 と悩んでいました。

そして ついに牛は 「よ~し こんな荷車こわしてしまえ そうすればもっと 楽になる。」 と思い

思い切って 荷車をこわしてしまいました。

「あ~ これで凄く 楽になった。」 と大喜びしていました。

それを見ていた 主人は

「なんて 元気な牛だ。 こんなに重い荷車を 簡単にこわしてしまって それならもっと重い荷車を用意しよう。」 と

今までより もっともっと重い荷車を牛にひかせました。

このお話は お釈迦様の たとえ話です。

人生にも 悲しい時 苦しい時がありますが

心にしっかりと 受け止めて乗り越えて いかなけらばいけません。

ごまかして過ごしてたり 楽な方を探して 逃げてしまっても 必ず後で もっと苦しい事が 起きてしまいます。

人生を 毎日を ごまかさず 素直な心で歩んで行きましょう。

たとえ あなたの一歩は小さくても 素直な心の組み重ねは やがて大きな大きな 幸せへの 一歩に繋がります。

素直な心 大切に・・・

      合掌   栄久山 妙善寺

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