栄久山妙善寺おしょうのつぶやきブログ

山梨県富士川町の栄久山妙善寺は身延山久遠寺を総本山とし永代供養・水子供養・祈祷・相談占い等を行う寺院の住職です。

七転び八起き

2016年05月30日 | 教え

七転び八起き 何度も何度も失敗しても 歯を食いしばって起き上がって 頑張る姿勢を意味します。 

またそうした人は 成功するという意味も含まれています。

人生は 一生懸命に努力しても 失敗したり挫折したりする時があるものです。

そんな時に このことわざは また頑張ろう~と勇気が出ます。

七転び八起きかぁ~ それじゃ~ 転んだら また起きればいいかぁ~では 駄目です。

あくまでも 一生懸命頑張ったけど 駄目だったぁ~という時のことわざです。

転んだ数は 失敗の数ではありません。

次に起き上がって頑張れば 挫折や失敗から学ぶ事は 人生の財産です。

大切な事は どんな事があっても 起き上がり続ける事。

転んでしまった事も 何かの縁かもしれないと思って そこから 何かをいっぱい拾ってくるぐらいの ゆとりが 心になければいけませんよね。

神様は 必ず見ています。

あなたが転んだ数よりも

元気に起きるあなたの姿を・・・    

七転び八起き

              合掌     栄久山 妙善寺

 

 

 

 

 

 


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感謝の心

2016年05月27日 | おしょうのつぶやき

私達は ご飯を食べる時に 「いただきます。」 と言ってから ご飯を食べる習慣文化が有ります。

感謝の 気持ちを込めて言う 言葉です。

料理を作ってくれた方に その素材となる食物を作ってくれた人達になど 色々な頂きますの思いが込められている事と思います。

料理が 美味しくても美味しくなくても 頂いた後に 「ごちそうさまでした。」 と 感謝を述べます。

この言葉 この作法には 日本人独特の素晴らしい 文化の息が吹き込まれています。

料理が美味しい美味ししくないも 大切な味覚かもしれませんが

それよりも 食べ物を頂ける 有り難いと思うとても 尊い感情です。

私達が頂いている 食べ物は全て魂の有るものです。

その証拠に 日が経てば腐ってしまいます。

命が有るのです。

日本には 八百万の神様がいます。

八百万の神様は 食べ物や全ての物に 魂を宿します。

私達が 食べる食事や 生活に使う物全てが神様なのです。

尊い命を頂き 尊い物を使わせていただき 日々の生活が成り立っています。

その事に気付き 感謝の心を持てる人には 神様が力強い見方をしてくれます。

「いただききます。」

「ごちそうさまでした。」

「ありがとうございます。」

感謝の心を 大切に。

                合掌     栄久山 妙善寺


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心の掃除

2016年05月26日 | おしょうのつぶやき
掃除をしていると 「わぁぉ~」 見なかった事にしよう と思ってしまう場所を 見つけた事ありませんか?

でも ダメダメ そういう場所を 一生懸命 綺麗にするのが 掃除ですよね。

トイレや部屋の掃除を毎日していると ここはこうするともっと綺麗になる
これは ここにあるともっと便利だとか 

これは要らないなど なんかこう~ コツというか 掃除のいろはと言うか?・・・

毎日 一生懸命 掃除する人にしかわからない事が わかってきます。

もし 掃除をしなければ 怒られるから 注意されるから などという気持ちで掃除をしていれば 形だけの掃除となって 「見なかった事にしよ。」 と思う 掃除の仕方になってしまう事でしょう。

人生は 掃除の心構えと一緒で 毎日コツコツと あの人の笑顔が見たい あの人の役に立ちたい と思って行動していれば 見えない所の心に ほこりがたまらないはずです。

日常生活の中で きちんと整理整頓が出来る人は 正しい心の整理整頓が出来るはずです。

あなたの心のほこり それ本当に必要ですか?

悲しくなったり 心が重くなった時は 思い切って 心の大掃除をしてみては・・・

        合掌    栄久山 妙善寺



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賽銭箱

2016年05月25日 | おしょうのつぶやき

チャリン~ チャリン~

賽銭箱の底へと落ちていく時の音色は 何とも言えない心の落ち着きを感じます。

神社やお寺にある賽銭箱。

いったい いつ頃から あるのだろうか?

どのような意味が あるのだろうか?

昔は お米が大変貴重なものだった為 神仏にお参りする時に お米を紙に包んで 賽銭箱に投げ込みました。

時代と共に お米がお金へと変わり お金を紙に包むようになりましたが 現代では お金そのものを入れて お参りするようになりました。

中国では 神仏に供えるお金を 散銭(さんせん) と呼んでいました。

この散銭が 日本の賽銭の 語源になったと言われています。

お金を バラバラとまき散らして 投げ込む事から 賽銭箱の風習が広まりました。

それでは いつ頃から 賽銭箱はあるのでしょうか?

鎌倉の鶴岡八幡宮に 天文年間(1532~55)に賽銭箱が置かれたと 書かれた記録が残されているそうです。

この頃から 全国各地の神社やお寺に 賽銭箱が置かれるように なったのではないかとされています。

神社やお寺へお参りに行かれた際には 心を込めて お賽銭を投げ込み 手を合わせて見て下さい。

チャリン チャリン と賽銭箱に 響き渡る音色と共に あなたに幸福を授けてくれます。

           合掌    栄久山 妙善寺




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痛み

2016年05月24日 | おしょうのつぶやき
先日柱の角に 足の小指を ぶつけてしまいました。

痛い痛い 思わず飛び上がる程の 痛みです。

皆さんにも この痛みの経験は 有ると思います。

痛いですよね。

痛みは ぶつけた本人にしか 分からないものです。

心の痛みも 同じように 本人にしか分からないものです。

私達は 自分の痛みには すごく敏感ですが 人の痛みには鈍感なところが有ります。

人の痛みも 自分の痛みと感じられる 思いやりの心を 大切にしなければいけませんよね。

ぶつかり傷ついた時の 痛みは みんな同じ痛みです。

          合掌       栄久山 妙善寺

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