神社は鳥居で お寺は山門なのは
神社の鳥居は 私達人間界と 神様の世界を分ける 神聖な結界(分ける場所)です。
従って鳥居は 神様の通り道なので 私達は鳥居の真ん中を通らずに 端を歩いて鳥居をくぐるのが礼儀です。
お寺の山門も同じく 結界を意味し 神様や仏様の通り道ですが 山門の場合は 門の真ん中から入らせていただきます。
それは 仏様の教えを学び 私達も修行させていただき 仏様の心に近付かせてもらいます。という 覚悟の意味もあるからです。
山門をくぐる時は 神様や仏様が ただ有り難いという事だけではなく
仏教の教えを学び 修行して 仏様のような心を持てるよう 自分自身も 尊い人生を送るんだ という誓いでもあります。
皆さんも お寺にお参りに行かれる時は 私も仏様のように 優しく清らかな心になり 明るく人生を送れますように と願って 門をくぐって下さい。
人生は いつでも 心の修行です。
神様や仏様は 門をくぐる前から あなたを見ています。
正直な心 真っすぐな心 大切に
合掌 栄久山 妙善寺