栄久山妙善寺おしょうのつぶやきブログ

山梨県富士川町の栄久山妙善寺は身延山久遠寺を総本山とし永代供養・水子供養・祈祷・相談占い等を行う寺院の住職です。

勇気

2013年02月27日 | 

本当は もっとこうして欲しいのに・・・と 思っているのに言いづらくて
「まぁ~ いいか。」と 妥協していませんか?

でも 本当に それでいいのでしょうか?

もっと こうしてもらいたいのに 本当はこういう物が欲しかったのに
と思いながら 妥協して手に入れた物や仕事は 必ず後々 飽きてしまったり 後悔したり 大事にしなくなってしまいがちです。

決して 良い結果は残りません。

こうしてもらいたい こういう物が欲しいと きちんと伝える勇気も 時には必要です。

双方が よくよく話し合い 歩み寄った上での妥協は仕方ありませんが 

始めから正直に自分の心を伝えない事は 結局後々まで ウジウジする事になるのではないでしょうか。

自分の正直な気持ちを伝える勇気が 人生のモヤモヤをなくす答えかもしれません・・・

       合掌   栄久山 妙善寺

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伝統工芸

2013年02月26日 | おしょうのつぶやき

日本には長い歴史に中に 培われて来た貴重な 伝統文化があります。

人から人へ 原形をとどめながら 脈々と受け継がれて来ました。

先日 伝統工芸家の職人さん達と お会いする機会がありました。

60年もの間 技術を磨いて来た職人さんが 「まだまだ半人前で 修行の身です。」とおっしゃっていました。

この言葉に 驚いたのと同時に 伝統を継承する本物の心の尊さを学びました。

かつて先々代の祖父が 「人は仏様の世界に逝くまで 皆、半人前だ。」 と言った言葉を思い出しました。

日々心を磨き 毎日が出発ですね・・・

     合掌    栄久山 妙善寺

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ヒイラギ

2013年02月25日 | 教え

昔から お寺には ヒイラギの木がよく植えられています。

ヒイラギの葉には ギザギザのとげがある為 魔除けの意味があるとされています。

節分の日には ヒイラギの枝葉に 焼いた目ざしを刺して 魔除けのお守りとして 玄関に飾ります。

ヒイラギは 古木となると ギザギザの葉は 不思議と丸い葉になります。

成長していくにつれて 尖った葉が丸くなるのです。

若い葉は 魔除けとなり 古木となった丸い葉は 人生の教えのようである事から お寺には ヒイラギの木が多いようです。

私達も ヒイラギのように 歳を重ねるごとに 心を丸くしていかなければなりませんよね。

       合掌   栄久山 妙善寺

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感謝

2013年02月22日 | 感謝

心をこめて  手を合わせ

  “いただきます”

    “ごちそうさま”

  合掌  栄久山 妙善寺

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耐震工事

2013年02月21日 | おしょうのつぶやき

今 妙善寺では 本堂の耐震工事をしています。

耐震工事を行うにあたって どこまでの工事をするのかをみてもらいました。

本堂は 200年 風雪に耐えている為 基礎 柱 梁など心配なところがたくさんありました。

柱が幾分 西に傾いているものの 基礎となる土台や それを支える数多くの柱が真っすぐとそろい 歪みがない状態で安心しました。 

工事担当の方も 「200年の時が経って ここまで狂いがないとは 当時の仕事に頭が下がります。」 と言っていました。

何事も 基本や基礎が大切だと どの世界においても言いますが

200年風雪に耐えて来た 本堂から 改めて基本 基礎の大事さを教わりました。

私達は 最初は基本どうりに行っていても 慣れて来ると 手を抜いたり  知らず知らずのうちに 基本を見失ってしまいがちです

基本を忠実に守り 大きな柱を立てた ぶれない人生の道を歩んで行きましょう。

       合掌   栄久山 妙善寺

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