明源寺ブログ

浄土真宗本願寺派

祝 12000 願いと教え

2010-03-07 23:29:45 | Weblog
今日は、『春の永代経法要』の二日目。残念ながら冷雨。そんな中で、二十数名の方が参詣された。1時間も前からお参りの人あり。本堂は、広い。そして寒い。つくづく頭が下がる。
朝戸先生は、『教章』の後半部分のお話。その中で、自死の問題にふれられた。本願寺新報(浄土真宗本願寺派の新聞)最新号(3月1日)に、先生がこの事について書かれている。詳しくは、そちらを参照されたいが、日本では、自死の方が3万人以上。おそらく、未遂の方も含めれば3倍以上の数になるだろう。作家、五木寛之さんは『大河の一滴』という本にて、日本は『こころの内戦』の時代に入ったと書かれた。見えない戦争が起っているという意味であろう。無縁社会と称される現代社会。人と人とのつながりが極端に無くなった社会。ここに、原因の大半が集中しているのではと思う。しかし、阿弥陀様の願いは全ての人に対して願われている筈。決して、見捨てることはない願い。親鸞様は、この事を私達にお示しくだされた。だから、すべての人に阿弥陀様の願い、親鸞様の教えを届けたい、そんな事を深く考えるお話であった。写真は、法話終了後に撮影させていただいた。
尚、訪問者の方が一昨日(3月5日)で12000人(正確には、12084人)を超えていました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿