明源寺ブログ

浄土真宗本願寺派

菩提樹の花を香りに抱かれて・・・・菩提樹の花は満開です・・・

2014-06-16 22:29:17 | Weblog
今(6月16日)、境内の菩提樹の花は例年より一週間早く満開です。昨日より一気に開花しました。境内は、菩提樹の花の香りに包まれています。


今年は、一度だけブログに菩提樹の開花予想を載せたました。それを見られて見学の皆さんが三々五々・・・・・

見学に来られた皆さんが異口同音に「今年の菩提樹の花は例年より多いのでは?菩提樹の木が昨年より随分大きくなったのでは?何より菩提樹の花の香りが例年より素敵。」今、境内は菩提樹の甘い香りに満たされています。
昨日、午前10時より自坊本堂にてご門徒の年忌法要が勤められました。この年忌法要は、仏事としての舞台装置は満点。何しろ菩提樹の甘いに香りに抱かれての法要なのですから。
小さな妖精のような花

菩提樹、この木は仏教有縁の木。お釈迦様が、宇宙の真理(縁起の法)を悟られた場所に存在した木、それが菩提樹。お釈迦様35歳。12月8日の明星輝く時と伝えられています。今から2500年前の出来事。以来、真理を悟られたお釈迦様は仏陀と呼ばれ世尊とも呼ばれました。そして、その悟りを菩提とも呼びました。そこで、成道(じょうどう)の地に立つ木を菩提樹と呼ぶようになったのです。ですから、菩提樹の花は悟りの花であるし、菩提樹の花の香りは悟りの香りなのです。悟りの香りに抱かれた年忌法要。これ以上の年忌法要はありません。

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