2019年･･･大晦日です･･･年越し蕎麦をいただきました

2019年大晦日です。
わたしの田舎では「お歳とり」といって。1年でいちばんの大ご馳走の日でした。
というのは日常の献立が非常に粗末なものでしたから。
池から冬越しの鯉を掬って甘露煮にします。庭で放し飼いにしていた鶏で卵を産まなくなったヒネドリの首を切って肉料理に、海ナシ県ですから日頃は海の魚はありませんが、この時だけは寒ブリをおごって買いました。鰤を歳とり魚にする習慣は江戸時代から信州の中信、南信にあったようでそのための流通の道･･･富山から飛騨、飛騨から信州への道を･･･鰤街道といいました。
子ども心にも楽しい行事でした。正月になるとお雑煮･･･あとはいつも通りのケの食です。
おせち料理とか年越し蕎麦とかの習慣を知ったのは、ずっと後のことです。

今日は大晦日、年越し蕎麦です。蕎麦も天婦羅もスーパーで買ったものです。
筑前煮、白和え、紅白ナマス･･･は手作りです。


みなさま･･･よいお年をお迎えください。

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