信州上田の・・・六文銭の写真帳
安曇野の散歩です・・・安曇野市穂高から松川村、大町市常盤のあたりにやってきました。
豊かな田園地帯に農事に勤しむ農夫と天に向かって手を上げる母子増のブロンズが・・・
高嶋文彦氏作:1996年10月建立・・・「みこしの歌」・・
大町市常盤地区、高瀬川右岸土地改良区圃場整理123㌶竣工を記念して建立。
☆「みこし入道」伝説に因んだものです。見越し入道は妖怪、人の前に立って見越す。人は負けじと睨みあい「見越したあ」と叫ぶと退散するそうです。
現代的に考えれば、上から目線で押さえつける妖怪、それに立ち向かう民の平らな目線・・・
爺ヶ岳の山稜に「種まき爺さん」の雪形が見えたり雲に隠れたり。

餓鬼岳が見えます。


餓鬼岳が見えます。

※撮影日は5月17日。
★高嶋文彦(1940~2004年)・・・安曇野市三郷出身、彫刻家。弘前市駅前通り、八王子こども科学館、渋谷区民会館、長野市保健所、安曇野市大王わさび農場など全国各地に彫像。
※コメント欄open。
安曇野の地に立ちてーーーー眺めれば、
遠きにアルプスの峰、種まき爺さんの雪形姿を見、
眼前に《農事に勤しむ農夫と天に向かって手を上げる母子増のブロンズ》を眺める。
故郷のそのままの姿なり。
故郷の勤勉さ、天に向い手惜しみなし希望、地において種を蒔き、作物を作り、草を取り収穫に勤しむ。
故郷に立ち何も言うことなし、育ててくれた故郷の皆々そして自然に感謝。
素晴らしい景色に出会えました、有り難うございました。
彫刻家は地元出身の現代の代表的な人らしいです。
朝夕仰ぐ山々・・・春、田に水が張られ早苗が植えられる。故郷・・・そのものです。
ブロンズの農夫、農婦の姿がイイですね。
コメントありがとうございました。