比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

初夏の北安曇野・・・大町山岳博物館で・・・幻の高山鳥ライチョウを見た

2022-06-14 | 信濃の国は 安曇野・松本・木曽
信州上田の・・・六文銭の写真帳
5月18日快晴、安曇野方面に山見プチドライブ・・・
大町駅から東に約1.6㎞、徒歩20分、標高780m・・・大町山岳博物館・・・
自治体の博物館ですが、その設立は地元の青年たちが深くかかわった異質の博物館。
地元の人たちは「サンパク(山博)」と呼んで四季憩いの場として訪れています。
カモシカの親子のブロンズ広場から・・・北アルプス展望・・・

高山植物の女王コマクサ・・・道端に咲いていました。


付属動植物園で保護飼育している・・・ライチョウ・・・冬毛から夏毛へ変わる時期です。
ライチョウ・・・北極圏周辺の高地に住むキジ科ライチョウ属の野鳥。南限の日本では北アルプス、南アルプス、乗鞍岳、御嶽山、火打山の這い松、ダケカンバ地帯のみに生息。かつて中央アルプスに生息していたが1960年代以来確認されていない。限られた山にしか生息しない不思議。信州大学の推定によると日本で1980年代約3000羽、現在約2000羽。幻の高山鳥です。
※撮影日は5月18日。
大町市立山岳博物館・・・1949年大町市公民館の青年部が構想、1951年開館、日本で初めての山岳博物館。付属動植物園で山野草の栽培、カモシカの飼育などがお行われています。「山博」から鷹狩山展望台(1164m)に至るハイキング道路には山草がいっぱい、野鳥の王国です。
大町市・・・長野県北安曇地方の中核都市。人口25000人。松本、糸魚川をつなぐ糸魚川街道の要衝、古く鎌倉時代からの市場町。江戸時代は大町宿。1875年大町村、1889年大町、1954年大町市に。日本有数の観光都市、昭和電工(黒鉛電極)、ニチコン(コンデンサ-)、フジゲン(楽器)、ホクト(食品包装資材)などの工業。


※コメント欄オープンにしています。
・URL無記入のコメントは削除します。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
鹿の親子 (縄文人)
2022-06-15 06:43:56
▼ 安曇野の 山博館に 鎮座する
       シカの親子の 鳴き声山に (縄)

奈良公園のシカ・・聞かなかった、雲取山登山の時にシカさんに出会っ一団(5匹ほど)の群れに出会ったが、ここでも鳴き声を聞かなかった。
山博館の鹿さんよ鳴いてくれ・・・・・(笑い)

ライチョウが絶滅危惧種・・だとか?里で繁殖して山に放つ…そんなニュースを聞きました。
返信する
羚羊 (縄文人さんへ・・・ヒキノ)
2022-06-15 10:13:09
カモシカと書くと鹿の仲間、羚羊と書くと羊の仲間のようだが、実は牛の仲間。カモシカの毛皮は杣人の尻皮にイイそうだ。

ライチョウ・・・生きた化石、限られた山にしかいない。富士山は1万年くらい前の墳火山なのでいない。八ヶ岳、奥秩父にもいない。自然の妙である。
絶滅危惧種、温暖化、登山者の靴による鳥インフレなどのウイルスの持ち込み、烏、小動物が高山にも移動するようになった。いろいろ言われるが答えは不明。
富士山、金峰山などへ放鳥するも繁殖結果は不明。

高校生のとき友達は雛を掌に乗せたというが、私は遭遇したことがない。残念…幻の高山鳥である。
返信する

コメントを投稿