murota 雑記ブログ

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日本国憲法、何が問題なのか。

2018年04月06日 | 通常メモ
 1947年5月3日に日本国憲法が施行されてより70年を過ぎた。日本国憲法は人類の歴史の中でたどった一つの到達点でもあった。1945年8月の敗戦の後、米軍が日本を占領し、そこから憲法制定が始まったと考えがちだが、実際には、アメリカはすでに42年43年44年という段階において、戦争に勝利した後、日本を占領統治することを想定し日本という国の骨格を考えていた。憲法とは英語でコンスティチューションというが、法学でいうコンスティチューションとは、国家を統治する際に基準となる基本原理であり、骨組みのことだ。アメリカは終戦の3年前から、国務省内の地域政策局や軍部とのやりとりの中で、日本を統治する際の基本原理について討議してきていた。それが終戦の1年前の44年に、戦後計画委員会(PWC)による、PWC108文書「アメリカの対日戦後目標」に集約されていった。 . . . 本文を読む