murota 雑記ブログ

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日本史の中で見えたこと。

2017年11月05日 | 歴史メモ
 日本史の中で、応仁の乱以前と以後とでは、国の支配構造に大きな違いが出ている。応仁の乱によって室町幕府が衰退し始め、その後に戦国時代が始まっている。応仁の乱は応仁元年(1467年)から文明9年(1477年)まで11年にわたる大乱だった。室町幕府の八代将軍・足利義政(あしかがよしまさ)に息子がいなかったので、弟の義視(よしみ)を後継者としたが、その直後に義政の妻の日野富子が男児を出産し、富子が我が子を将軍にしようと画策、折しも幕府の実権を握ろうとしていた細川勝元(東軍)と山名宗全(西軍)の両雄がそこに介入し、応仁の乱が勃発したというのが一般的な説明だが、この通説に対しては批判もあるようだ。最初は京都のみが戦場だったが、戦乱は地方に波及し、全国各地で合戦となった。大規模で長期にわたる戦乱なのに、大名たちが何のために戦ったのか見えてこないというのも不思議だ。 . . . 本文を読む