murota 雑記ブログ

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日本の借金、こんな経済学者の見解が興味深い。

2022年06月18日 | 通常メモ
 日本の2020年度末の債務残高は1216兆円、過去最大だが、インフレさえ起こさなければ、国債の発行額は気にする必要はないという。むしろ長期のデフレ不況が続き、コロナ禍やエネルギー価格高騰で国民生活が苦しい今は、積極的に国債を発行し、国民に借金をばらまくべきだとも述べているのは経済学者の井上智洋氏である。なお、井上氏は、こんな見解を述べると近年注目されているMMTいわゆる現代貨幣理論に近いと思われるかもしれないがMMTに全面的に賛成はしていないともいう。ただ自国通貨を持つ国にとっては、財政赤字自体は全く問題ないと考えているとも述べている。 . . . 本文を読む

国内経済、政府は何をすべきなのか。

2022年06月13日 | 通常メモ
 中野剛志氏が、その著「どうする財源 ― 貨幣論で読み解く税と財政の仕組み」の中で述べていたことに注目した。以下に振り返って考えてみる。  企業は自身に元手となる資金がなくても、銀行から借り入れることで巨額の資金を動かすことができる。つまり、銀行制度のおかげで企業はその所得を超える大きな支出も可能になる。歴史を見ても、銀行制度が発達していたからこそ、イギリスで産業革命が起きた一因にもなった。 . . . 本文を読む

仏教の始まりに仏像なし、釈尊は宇宙と生命の法を説いた。

2022年06月08日 | 通常メモ
 仏像は英語で、ブッディスト イメージ(buddhist image)という。仏のイメージを表現したものだ。仏教の始まりの頃には仏像などなかった。キリスト教にも本来は「キリスト像」など信仰の対象としてなかった。イスラム教も、偶像崇拝を認めていない。ミケランジェロのような、あるいは運慶のような巨匠や名人が作ったとしても、人間の技量の範囲での表現だ。従って、イスラム寺院には神像や肖像はない。マホメット(イスラム教の開祖、ムハンマドともいう)も神の前ではただの人間に過ぎないということで、その肖像画を飾ることもしていない。イスラム教では、神は形がなく無限の広がりを持つ存在としており、アラーの神の像など作れるはずもない。そんなことをする人間はとんでもない悪人だということになっている。 . . . 本文を読む